ジャカルタ生活 著者の勝手なおすすめインドネシアフルーツ

果物の盛り合わせ。 ジャカルタ生活

※2025年9月3日時点

南国インドネシアのフルーツを楽しむ!

インドネシアといえば、熱帯気候。赤道直下に位置しているため、一年中多種多様な南国のフルーツを楽しむことができる。
日本のスーパーではお目にかかれないような、独特な色や形のフルーツが、所狭しと並んでいるスーパーも少なくない。とても鮮やかである。

せっかくインドネシアにいるうちに、ここでしか味わえないものを食べてみたいと思うのが人の心。

インドネシアで食べられる代表的なフルーツ

日本の農家さんが丹精込めて品種改良を重ねた数々のフルーツ、イチゴ、メロン、モモ、ナシ、カキ、リンゴはもちろん、挙げるときりがない。これらと比べると、インドネシアのフルーツは、かなり味が異なると著者は思う。

著者の意見だが、日本のフルーツが少し贅沢で、じっくり味わう美味しいもの、なのに対し、インドネシアのフルーツは日常生活の中にそのまま溶け込んでいていつもそばにあるもの、というイメージ。もちろん値段の違いのせいもある。

インドネシアにはインドネシアでしか食べられない、味わいのあるフルーツもたくさんある。そして一番うれしいのはどれもこれも美容と健康の強い味方であるということ。日本のフルーツとインドネシアのフルーツ、単純な比較は難しい……
以下に、ここインドネシアで手に入る代表的なフルーツを挙げる。

名前特徴著者のおすすめ度
ドリアン Durian
旬:6月~8月
”果物の王様”と呼ばれる。鼻をつく強烈な匂いと濃厚でクリーミーな食感が特徴。ジャカルタに住むなら絶対に食べるべし。経験のため。
マンゴスチン Manggis
旬:11月~3月
”果物の女王様”と呼ばれる。果肉は白く柔らかく、味わいは甘酸っぱく上品。ジャカルタに住むなら絶対に食べるべし。これを食べずに帰国したら損。
ランブータン Rambutan毛むくじゃらな見た目が特徴。ライチに非常によく似ており、果肉は甘くジューシー。ライチ好きには特におすすめ。
すこーし渋みがあるので種に要注意。
サラック Salakスネイクフルーツとも呼ばれ、表皮が蛇の皮に似ている見た目。茶色い皮に包まれた白い果実は酸味と少し渋みがあり、しゃきしゃきした食感。正直、他の果物とくらべると、それ自体の味が薄めなので、好き嫌いが分かれると思う。
マンゴー Mangga
旬:10月~12月
濃厚で甘い。日本で売られている価格より断然安い。美味しいマンゴーを発見するのが少し難しいが、マンゴージュースは外れなし!
ドラゴンフルーツ Buah Naga“Naga”がインドネシア語で龍、”buah”は果物。龍の果物。基本的に中身が赤色のモノが多い。日本では白色のもののイメージが強いのかも。中には粒粒の種が果肉に散らばっている。一度は食べてみても良い。
キウイフルーツのような種の粒感が好きな方には合う。
パッションフルーツ Markisa多くの種類があり、種が入ったゼリー状の果肉を食べる。甘酸っぱく、熟すとより甘くなる。甘酸っぱくてまずくはないが、マンゴーやマンゴスチンと比べると少し甘みが足りない。
ルンケン? Lengkeng(Mata Kucing)
旬:12月~2月
丸いピンポン玉くらいの大きさのフルーツで、猫”Kucing”の目”Mata”と呼ばれることもある。真ん中に大きな種が一粒入っており、果肉はライチに似ている。ほぼ同じ外観でドゥクというフルーツもある。知る人ぞ知る、インドネシアフルーツの代表格。値段と味のパフォーマンスが一押し!

タイミングはまちまちになるが、せっかくなのでそれぞれを食べた際の記事も書いていきたい。
ちなみに1年以上住んで、ようやく”果物の王様”ドリアンを食べたのはまた別の話に。

現地で購入したザクロを楽しむ

表の中にないじゃないか、と突っ込みを受けるかもしれないが、今回はザクロの紹介。
スーパーでパッと見つけた見慣れない見た目の果物、それがこちらのザクロだった。
はじめ、一緒にスーパーに行った友人が、「あ!あったー!」と喜んで購入しているのを見て、なにかもわからず購入してしまった。
中身のシール貼ってあるじゃん、と言われそうだが、そのシールにも気づかなかった。

”Black Pearl Pomegranate”というこちらのザクロ。品種名のようだが、出所は不明。
インドネシアでは頻繁に食べられているわけではないが、時期によっては地産のモノが出回るらしい。

購入場所はグランドインドネシア ”Grand Indonesia”のEast Mall地下にある、ランチマーケット ”Ranch Market”というスーパー。このスーパーは値段は他のスーパーと比べると、少し高めに感じるが、果物を買うならここが間違いないと著者は思う。

こちらは1個 30.000Rp。日本円でだいたい300円程度。
見た目はとても鮮やかな赤に近いピンク色。
持った感じは、中身がぎっしりしていそう。

ザクロの写真。赤っぽいピンク色の丸い形をした果物。

ザクロの切り方も知らないまま購入してしまった著者。
さっそく調べてみたところ、果皮だけを切らないと、中の粒が割れてしまうらしい。
一番上のとげとげのところのみを切り落とし、外側に5か所切り込みを入れて、手の力でグイっと割る。

割った中身がこちら。

ザクロの皮を割った写真。中には濃い赤色、ワインレッドのような色合いの粒がぎっしり詰まっている

ワインレッド?のような色合いの粒々がぎっしり詰まっている。
割った拍子に粒がいくつか割れてしまい、手に赤い汁がはねた。
赤い色は落ちにくそうなので、服に飛ばさないように気を付けたい。

粒だけを取り出したのがこちら。

粒だけを取り出してざるに入れた写真。

さっと洗って、口に一粒入れてみると、甘酸っぱい。
香りもふわっと広がり、個人的にとても気に入ってしまった。
真ん中の種が少し渋みがあるが、気にしなければ食べてしまえるくらいの硬さ。

夫と子供は種をよけてほしいとのことで、最終的にはミキサーでざっと砕き、種と表皮だけザルで濾してザクロジュースに。1個のザクロからは、コップ1杯弱ほどの量しか取れず。
粒だけをきれいに取り出すのも、濾すのも少し手間がかかるため、次回は大量購入して大量にジュースを作りたい。

ちなみに、粒の状態で、冷蔵(数日)もしくは冷凍(一か月ほど)すれば保存が聞くそう。
ヨーグルトにピッタリの甘酸っぱさなので、粒だけをすこしジップロックに入れて冷凍保存に。
休日の朝ごはんが華やかになることを期待して。

ちなみに。
同じタイミングで、購入したのがこちらの桃。
2個入りで107.000Rp。韓国産。
たまたまフェアで韓国産の100%りんごジュースが2パック無料でついてきた。

1つは切ったのが早かったのか、少し固めで甘みも控えめ。
もう1つは、インドネシアでこの味がこの値段で買えるなら、と嬉しくなるくらいには美味しかった!これならまた購入したい。

パッケージに入った韓国産の桃

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