ジャカルタ生活 現地で買える牛乳、美味しいのはどれ?

ジャカルタのスーパーに並んだ様々な種類の牛乳。 ジャカルタ生活

※2025年11月3日時点

インドネシアで美味しい牛乳を飲みたい

美味しい牛乳。
そのまま飲むも良し、カフェオレやミルクティーにするも良し、料理に使うも良し。
美味しい牛乳があれば食卓の幅が広がる。
日本人の現在の食生活とは切っても切れないのが牛乳。
お米の次は牛乳、ということで、インドネシア生活をより楽しくするため、現地で美味しい牛乳を探してみた。

さて、この著者、インドネシアに来るまでは明治の”おいしい牛乳”が定番の購入品だった。
そのまま飲むか、カフェオレにすることが多く、週1回くらいのペースで購入。
たまにシチューにしたり、スムージーを作ったり、お菓子を作ったりといった使い方。
ものすごくたくさん消費するわけではないが、ないと困る。
著者にとっての牛乳はこのような立ち位置。

そんな著者がジャカルタ生活を送る上で、美味しい牛乳を求め、自分自身で飲み比べてみた結果をランキングに!

スーパーで買える牛乳と価格帯

ジャカルタのスーパーの牛乳コーナーはわりと充実している印象。
逆に言うと、たくさんの種類があるため、選ぶのが難しい。
生乳100%のもの、チョコレートやイチゴなどのフレーバーがついているもの、ラクトースフリー、加糖のもの、様々。豆乳やオートミルクなどが同じコーナーで売られていることもあり、どれを買えばいいのか迷ってしまう人もいるかと思う。

価格は、22.000Rp~40.000Rp/1リットル前後、という印象。
著者の感覚としては、日本で購入する牛乳より1~2割増しといったところ。購入する銘柄によるところも大きいので何とも言えないが。
正直、安いものも高いものもピンからキリまである。というのがジャカルタの良いところでもあり、難いところでもある。

ただし、渡航直後に、先に渡航していた夫から、購入したカフェオレの牛乳のせいでお腹を壊し、高熱を発症した人がいる。という脅しを受けていたこともあり、あまりにも安い牛乳は怖くて未だに購入できずにいることはご容赦いただきたい。
安すぎると、作り方、輸送方法などにも疑問符が……笑

著者のおすすめは、ずばりこちら!

ブルックファーム”Brook Farm”のフレッシュミルク”Fresh Milk”。946ml。
こちら、今まで飲んだ中で一番、著者の求める美味しい牛乳に近い気がする。
普通にとても美味しい。
ダイアモンド”Diamond”社の商品。Diamond社といえば、”Fresh Milk”という名前で青いパッケージで売られているミルクの方が有名だが、こちらのミルクの方が断然おすすめ。

ブルックファーム”Brook Farm”のフレッシュミルク”Fresh Milk”。オーストラリアから輸入された牛乳から作られた、低温殺菌牛乳。おすすめの味わい。

オーストラリアから輸入された牛乳から作られた、低温殺菌牛乳。
開封後でも5日間程度は味、臭いともに変化は感じられず、美味しく飲むことができると思う。
もちろん開封後は、どの商品も早めに飲み切る方が良いことに変わりはない。

牛乳の芳醇な味もありつつ、さらっとすっきり飲めるのでそのまま飲むのに最もおすすめ。
我が子達もこちらの牛乳が大好き。
ミルクティーに合うのもこちら。

著者の勝手なおすすめランキング

はじめ、味と価格でランキングにしようとしたが、価格がスーパーによってかなり変わる。
そのため、今回は味だけでランキングにしてみた。
全部、Fresh Milkという名前なので紛らわしいが、ご容赦いただきたい……
今回はラクトースフリー、低脂肪などではなく、あくまでも100%生乳のもののみを比較。

※価格は全て2025年10月末時点

順位銘柄/名前価格
@Papaya
価格
@Foodhall
価格
@Ranchmarket
著者の感想
1BrookFarm
Fresh Milk
35.50041.90039.900美味しい。
そのまま飲むのに最も適している。牛乳のしっかりした味わいとすっきり感が子供にも好評。
2Greenfields
Premium Fresh
39.80041.900かなり濃厚で芳醇な味。濃いめの牛乳が好きな方にぴったり。
カフェオレに最適。
3Hometown
Fresh Milk
38.00039.900牛乳の味わいが感じられる。開封直後の風味が良いのはこれ。
ただし開封後2~3日ですぐに劣化するため注意が必要。
4Milk Life33.00035.90031.500日常使いしやすい味と価格。我が子の評価は〇、飲みやすいそう。1位~3位までと比べると味は格段に落ちる。
5Greenfilds
Fresh Milk
32.50035.90031.500日本の牛乳には少し足りない味。勝手ながら。カフェやレストランでカフェオレを頼むとこの牛乳が使われていることが多い。
6Diamond
Fresh Milk
ー(確認しそびれました)
34.90030.900少し薄いというか、物足りない味。そのまま飲むにも、料理に用いるにも、今一歩。

味と価格、日持ちという面で、安定しているのはミルクライフ”Milk Life”。
ジャカルタでは、日本と比べると、ヨーグルト、チーズなどの乳製品も高い。
ヨーグルトが高すぎて頻繁には変えないので、自家製ヨーグルトを作る時はこちらを使っている。

ミルクライフ ”Milk Life”のパッケージ。ラクトースフリー、チョコレートフレーバーなど、多様な種類がある。

著者の周りで購入している人が多い銘柄がこちら。
グリーンフィールド”Greenfields”のフレッシュミルク”Fresh Milk”。
たくさん消費するご家庭に多い印象。
慣れると、飲みやすい味だと感じる。
よくカフェでカフェオレを頼むと、こちらの牛乳を使っているのを見かける。

グリーンフィールド”Greenfields”のフレッシュミルク”Fresh Milk”。よく購入している日本人をみかける。カフェなどでもよく使われている。

余談ですが、これまでなんでも高いと思っていたスーパー、ランチマーケット”Ranch Market”、実は牛乳が安かったです!Greenfildsは31.500Rp、Milk Lifeも31.500Rpでした。知らなかったのですが、乳製品に強いのかも。
別のスーパー、フードホール”Food Hall”も時々、乳製品フェアで大安売りしていることがあるので、たまにチェックするのがおすすめです。

グランドラッキーの価格もこの際、また後日調べて載せたい!
ちなみにMilk Lifeだけの価格でいえば、インドグナという名前の牛肉専門店が格安。

飲むときに注意すること

一点、必ず注意してほしいのが、開封後は、使用する前に臭いを確認すること。
開封してすぐ、なんとなくいやーな発酵臭を感じたことが一度だけある。

著者の勝手な想像だが、製造~店頭販売までのどこかの過程で温度管理が上手くいっていなかったのではないかと思う。そのせいで中身の鮮度が悪くなってしまったのかも。

乳製品でお腹を壊すと、かなり辛いことになるため(夫が経験済み)、必ず乳製品は開封後、使用前に臭いを確認してほしい。著者は使う度に、臭いを確認している。
当たり前だが、開封後はできるだけ早く飲み切ること。


上記ランキング3位のホームタウン”Hometown”の牛乳、開封後3~4日で飲めなくなることが多い。
著者はこちらの牛乳を購入する時は、2日以内に必ず飲み切るよう心掛けている。怖いから。
一度、5日くらいおいて置いたら中身が固まっていた……笑

ホームタウン”Hometown”のフレッシュミルク”Freshmilk”。足が早いことで有名。美味しいが日持ちしない。

こんな飲み方もおすすめ

もう一つ、牛乳好きにおすすめしたいのがこちら。
かなり濃厚で、ジャージー牛乳100%の、文句なしの芳醇な味わい。
脂肪分が多いせいか、飲み口がまったりしている印象。

著者は少しだけ温めて、フォームミルクにした後、カフェオレにして飲むのが大好き。
フレンチプレスをつかえば、専用の泡だて器などが無くてもきめ細かなフォームミルクもどきが作れることを知ってからは、よく自宅でカフェオレを楽しんでいる。
その際に必須なのがこちらのグリーンフィールド”Greenfields”、プレミアムフレッシュ”Premium Fresh”。少しお高いが、ぜひ一度は試してほしい。

グリーンフィールド”Greenfields”、プレミアムフレッシュ”Premium Fresh”。ジャージー牛乳100%。ジャカルタで超おすすめの牛乳。カフェオレに最適。

おわりに

ジャカルタで暮らしていると、味の濃いものを食べる機会が多い。
発達段階の我が子達の味覚、たまに、このままで大丈夫かな?と不安になることも。

今回の牛乳の飲み比べ、著者と子供たちで一緒になって試してみた。
同じ形のグラスに2~3種類の銘柄を注いで、名前は見えない状態でどれが一番美味しいかを決める。
子供たちも、違いは判るようで
「どっちも美味しいけどこっちのが美味しい~」
「これが好き!」
など、感想をしっかり教えてくれた。
下の子は何も言わずに、一つのグラスを独り占めした挙句に、著者と上の子が話しているうちに、あっという間に全部飲み干していたり。笑


同じ名前のものでも、味が違うということ、自分の好きなものを自分で判断して決めるということ、子供にとっても学びになる機会になった。また別の商品でも試してみたい!

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