実録!ゼロスタートで子供をインタースクールに通わせてみた結果 1年後~2年め

英語話者の先生が子供たちに絵をみせながら英語で話しかけている様子。海外赴任先でインタースクールに通わせた結果、子供の英語が上達した。 ジャカルタ生活

※2025年12月時点

ジャカルタ生活2年ほどになる著者。
4歳と2歳(現在は5歳と3歳)の子供をインタースクールに入園させた後の、実際の子供の英語能力の変化をご紹介。


0~1年めまでの変化の過程は、前回の記事を参考にしてください。
記事はこちら

5歳と3歳の英語スキル上達の過程 1年め~2年め

1年3か月め

●5歳上の子

英語のテレビを字幕なしで見ながら爆笑。
スクールから帰宅後、時間がある時は1日30分ほどテレビを見ても良いことにしていた。
NetflixやAmazon primeなどで、子供向けの英語の番組を中心に見せていた。

著者は字幕を目で追いながら、映像を見てやっとストーリーを理解できるかな~というレベル。
子供たちは、もちろんこの時点では全く字幕は読めず。
映像と英語のみをインプットしているはずなのに、都度都度、笑っている。

おそらく完全には理解できていないものの、なんとなく登場人物の雰囲気や会話の流れから話を理解しているのではと感じた。
著者が必死で ”理解しようとする” のに対して、
子供たちは、純粋に ”楽しむ” という違いがあると感じた。
さすがの柔軟性。
毎度のことながら、自分自身の凝り固まった思考を反省する……


さらに、このタイミングで上の子に驚かされたのが、算数。
スクールで少しずつ数の概念を教えられているということは、前から知っていた。
ただし著者としては、英語の環境についていくだけできっと必死だろうと、あまり足し算などは教えてこなかった。
にもかかわらず、突然家で、日本語で説明しながら、計算を披露しはじめる。

5歳「まま~5と5で10だよ~」
著者「え?足し算できるようになったの?」
5歳「Five plus five equal ten! でしょ!?(自慢げ)」

おお……というのが最初の感想。
イコールはそのままイコールか、なるほど、とか心の中で思っていた。
この時、引き算はマイナスであってるはずだが、掛け算の”×”は英語でなんというのかパッと思い浮かばず、慌ててGoogle検索してしまったのは、子供には内緒の話である。


その後、引き算や分配(3人でわける)などを説明しはじめ、面食らってしまった。
1年3か月で、概念、というのか、しくみを英語の説明で理解してくるのか、と。

※参考までに。
 ”×” はタイムス、というそうです。笑
 5×5=25 five times five equal twenty-five
 子供から英語を学べるのもインタースクールの一つの良いところなのかも。


●3歳下の子

スクールで事件が。
同じクラスに日本人の男の子と女の子が一人ずつおり、本人を含めて3人の日本人がいる。
スクールの園庭で遊んでいた際に、その二人がたまたま日本語で話していた。
それを聞いた我が子がなんと
「You don’t use Japanese in the school. everyone cannot understand Jpanese!」
と二人に向かって指摘したそう。

先生は一部始終を見ていて、そういう時は優しい言い方にしようねと声掛けをしてくれたらしい。
幸い、二人の子達も怒ったりすることはなかったそう。
お迎え時に話を聞いた身としては、ちょっぴりドキッとした。


本人としては、先生が日本語やインドネシア語を話している子達に向かって、英語を使おうね、といっているのを聞いており、それを見て真似したのかもしれない。

同じ日本人が指摘する、という図はちょっとおもしろいが。
上の子を間近で見ているからこそ思うが、インタースクールに通っていても、日本語の方が心地よいと感じる子は多いと思う。
英語を話す必要性を本人なりに納得していないと、インタースクールでの生活は辛いかも、とも感じた一面だった

1年6か月め

この頃から週に1~2日、外国人のお友達と遊ぶことが多くなる。
基本的に英語なので、著者にとってはかなり脳みそが大変な時間。
だが、子供たちは全く疲れる様子もなく大喜びで遊んでいる。

不思議なことに、外国人のお友達と遊ぶ時は、ほぼ英語で、途中著者(母)に向かって話しかけてくる時も英語。
逆に日本人のお友達と遊ぶ時は、ほぼ日本語。
これは上の子も下の子もそう。
もちろん親同士が英語で話しているせいもあると思う。
子供なりに、”空間”を読んで使い分けてるのかと思うと、すごいなの一言に尽きる。

●5歳上の子

 翌日の持ち物、イベントの内容を母に日本語で伝えてくれるように。
 先生からは絶対に英語で伝えられているはずなので、本人の中で日本語に自然に変換し、日本語で伝えてくれるのだと思う。
 時々、”てにをは”や単語がやや怪しいものの、おおむね先生からのアプリ経由での連絡内容と一致。

 お友達のママに、発音がアメリカ英語っぽくなってきたね、と冗談で言われる。
 子供向けアニメ”Paw patrol”をよく見ているせいか……

 著者には、アメリカ英語、オーストラリア英語、シンガポール英語、フィリピン英語、全く違いが判らない。アメリカ英語とイギリス英語はなんとなーく雰囲気が違うかな、というイメージ。
 あと、インドネシアの方の英語はRの訛りがこれでもかっというほど強い、かな。  


●3歳下の子
 
 そろそろ終わりかな~というタイミングで、
 「Let me tidi up」と発言。
 
 Let me ~~という文章。
 英語で会話をしていると非常に良く使うのだが、著者は恥ずかしながらこれまで30年以上、一度たりとて使ったことはなかった。
 Can I~~とはほんの少ーしニュアンスが違うよう。
 詳しくはきちんと確認してほしいが、「自分からやる」「やりたい(し、やらせて)」というニュアンスが強い。していいよね?という感じ。

 生きた英語を身に着けるってこういうことか、と勝手に感動していた(違ったらすみません)

 Let me do it!
 Let me see!
 Let me ask her!
 Let me in!

 などなど、使いこなしている3歳児。
 

1年9か月め

●5歳上の子

 よく日常的に使う簡単な単語、Put、Time、Thisなどは自然に読めるように。
 ものすごく簡単な文章を、声に出しつつ、書ける。
 例えば、
 I want to go to the playground.
 など、声に出して言いながら、なんとか単語のスペルを発音から推測して書き出せる、という状態。
 もちろん、スペルミスはよく発生する。

 まだ英語の文章を自力で読める、わけではないが、こちらが英語で質問文を読み上げると、その指示に沿って色を選んだり、丸をつけたり、単語を探したりできるように。


 ちなみにこの時点での日本語の能力は、会話に関しては全く不自由なし。
 ひらがなは自分の名前を含む、ほんの数個しか読めない状態。
 中国語に関していうと、謝謝 老師(ありがとう先生)くらいは言えて、良く歌う歌は歌える。
 さらに、1~10までの漢字と月日など簡単な漢字も書ける。
 

●3歳下の子
 
 アルファベットは完璧に読めて書ける。
 きちんとフォニックスを教えてもらっているせいか、簡単な単語も読める。
 Cat、Rat、Bat、Satなど。

 英語で話しかけられれば英語で返事をする。
 兄と遊ぶときも英語で会話することを好み、「Follow me!」などとよく叫ぶ。

 スクールで思いっきり遊んでいるせいもあるのか。
 遊ぶ時間には、英語を使うことが子供たちにとって自然なことになりつつあるのかも。
 反対に、日本語の図鑑などを眺めながら、著者に説明を求めるときは日本語しか使わない。
 自然な使い分けが身についてきているのだなと勝手に感じていた。


 日本語は、平仮名が少し読める程度。
 不思議なことに兄とほぼ同レベル。
 壁に貼ってある50音表を指さしてこれでしょ~と自慢げに教えてくれることも。
 
 中国語に関しては、漢字で1~10は書ける。
 歌もよく歌っているが、中国語話者に聞いて確認してもらったところ、何を話しているのか全く分からないとのこと。残念。発音が難しすぎるのと、先生もインドネシア人の中国語であるため、本当に正確な発音ではないのかもしれないともこっそり思う。

1年10か月めの現在

複数の言語に対する感覚

二人とも、日本語、英語、インドネシア語、中国語、その他、の言語の区別はできる。
相手に合わせて言葉を選ぶ、という感覚を養っている。
自分が言葉を話せるようになればコミュニケーションを取れる相手も増える、という感覚。

相手によって言語が変わることに対しての忌避感は全くなし。
ただし、インドネシア語と中国語は話しかけられても、返事できない。
 
たまーに英語がわからないときに、「ママ、日本語で言って」と言われることはある。
が、母より聞き取れている気がしてならない。特に5歳上の子。


母が漢字で文字を書いていると、「まま!なんで中国語書けるの!?すごいね!」と言ってくれる。
これに関しては、後で、日本語にも漢字があるんだよ、と懇切丁寧に説明した。

世界地図のイメージ図


我が家は海外赴任をきっかけに、家の壁に世界地図を貼ることにした。

日本だけ、インドネシアだけ、ではない、国の存在を知るきっかけになっていると思う。
地図を見ながら、お友達のだれだれはどこそこの国から来た、という会話もできるように。
遠いね、近いね、というちょっとした会話が、視野を広げてくれている?と感じる。

上の子は突然、「今ジャカルタが夜だから、朝はこのへん?」とオーストラリアを指して訪ねてきたことも。学校で習っている?からなのか、それにしてもびっくり。
視野を世界に広げられるというのは、英語だけではない、インタースクールの良さを感じる場面でもある。

英語を聞く力 リスニング

聞く力でいうと、子供向けの英語のアニメであれば、音を取ることはできている。
小学校入学前(年齢相応)の子供同士の会話であれば、ほぼ問題なく聞き取れている。

大人同士での会話であっても、難しい単語でなければほぼ聞き取れている。
次に何をするかを決めていると、我が子が自然に割り込んできて自分の意見を話し始めることもしばしば。
日本語でもきっとそうだが、大人の会話に耳をそばだてているのはどこの子も同じか。笑

英語を話す力 スピーキング

話す力としては、まだまだ弱いとは思う。
欲求を伝えることはきちんとできても、詳しい理由を説明できなかったり、ロジックが通っていなかったり。
日本語では説明できるけど、英語では論理的に相手に伝わるような接続詞を選べない、のが近い。

ただし、きちんと”なぜなら”を伝えようとする姿勢はどちらの子もある。
ここは親として明確に教えたことはないにも関わらず、できているのはスクールの力だと思う。


5歳上の子は、スクールでTEDトークの真似をして、1分ほどスピーチの練習をすることも。
I am going to go to Bogor(インドネシアの首都ジャカルタの近くの地名)
I can see a lot of animals there

くらいの内容を自分で考えて伝えることはできるが、スピーチ、という感じにはまだまだ遠い。
先生が途中で
「誰と行くの?」と聞くと「with my family!」
「どうやって行くの?」と聞くと「by car」
と答えることはできるものの、自ら、なんでそこに行くのか、どうやって行くのか、など5W1Hを相手に伝わるように説明できるようになるにはまだほど遠い。


日本語でも、英語でも、論理的に説明する能力は今後とても強みになると思うので、母(著者)としてはなんとか少しずつ伸ばしてあげたい……

英語を読む力 リーディング

英語の本も日本語の本も、近くに置いてあれば開いて読んでいる。
“文字”に対しては全く拒絶はない。

とても簡単な英語のお話の本を自力で読めるようになりつつある。
Quick! Quick! I am Stuck! Get me out
くらいの文章を、ゆっくり。
一音(一つのフォニックスのかたまり)ずつ確認して、つなげて単語として読む、といったイメージ。例えば、”Off”がたまに”オフ”ではなく、”オブ”になることもありつつ、なんとか文章としてつなげて読めるかな。
場面は絵から想像できるかな。

最後に内容に関して覚えているのか気になって、
Why was he stuck?
と問いかけると
Because he wanted to get the ball!
と返事はできるレベル。
自分の力で文章を読んだ分、内容もきちんと覚えている様子。

おわりに

ちなみに、日本語のひらがなは50音全部は覚えていない。
日本語の本を自分で読み上げることはできない。
今は上の子が新1年生になるのを目前に、ひらがなの勉強を必死にやっている最中。

ひまわり と書かないといけない場面で

He まわり と書いてしまう程度には、英語が浸透している。笑

一応本人もこれではない、と思いつつ書いた様子。
怒るというより面白すぎて、なんて柔軟な発想なんだとほめてしまった。

ひらがな練習帳の1ページ。「」まわりのところに「He」まわり。「」うそくのところに「Lo」うそく。とアルファベットを駆使した文字が書かれている。

しかもZがひっくり返っている。


我が家はスクールがお休みの間、集中的にひらがなの練習をする予定。
英語、に重きを置くか、日本語、に重きを置くか。
子供に2か国語を覚えさせようとする全ての親が通る道な気もする。

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