ジャカルタ生活 本音で語る!ジャカルタ3年目で「日本から買い足したもの」リストと心の余白を作るコツ

かつおだしのパッケージ。海外駐在中にもらうと嬉しい一品。 ジャカルタ生活

※2026年6月時点

ジャカルタを楽しく生きるコツ

以前、書かせていただいたのが、赴任前の準備リスト。
ジャカルタ生活 インドネシア赴任前に日本で準備するべきリスト


その記事に引き続き、生活が落ち着いてきた3年目となる今だからこそ見えてきた”本当に必要なモノ”を著者目線からお伝えする。

今回は、実際に一時帰国などで買い足したリアルなリストと、それを通じて気づいた「ジャカルタを楽しく生きるコツ」をお届け。

忘れないうちに!書き留めるメモの習慣

日々の忙しさに追われると、せっかくの「あ、これ足りない!」「これおもしろい!」という気づきもスルーしてしまいがち。

ふとした瞬間にスマホのメモ帳へ記入しておくのが一番のコツ。ものすごく大事。
もちろんタイトルは、
「次に一時日本帰国したら買うもの」
その都度リスト化しておくことが、帰国時のバタバタを防ぎ、心の余裕をもつことに繋がる。

実際に買い足したものリスト 子供と日常の「質」を上げる

そのままざっと列挙すると以下のような内容になる。かなり赤裸々……笑

  • 本 ※日本語の書籍は購入しづらい
  • 子供のドリル
  • 学校用品の消しゴム等 ※前回の記事で挙げた小学校に必要になったモノ全部
  • 砂糖
  • ドライイースト、ベーキングパウダー、ゼラチンなどのお菓子作りの材料
  • 鰹節
  • お酒 ※日本酒、ワイン、ウイスキーどれをとっても現地では高価
  • おにぎりを作る素 ※●島食品のゆかりなど
  • 甘口カレーのルー
  • スマホ画面の保護フィルム(ガラスのやつ)
  • 日焼け止め 現地のお友達の分も含めて購入
  • 酔い止め ※大人用、子供用両方
  • 柄のついた絆創膏 ※質の良い絆創膏は日本ならでは
  • クレンジング、フェイスパック
  • 化粧下地
  • 子供用のライフジャケット ※旅行先で船に乗るツアーに参加するため
  • 水着
  • ユ●クロの下着や、Tシャツ類

なぜ砂糖や消しゴムなのか?

現地品と日本のモノの「質の差」この一言に尽きる。
現地のほとんどの業務用砂糖として使用されている砂糖がパームシュガー。
癖がなく、甘みをつけられるのだそう。

ただし、甜菜糖や三温糖などで育った著者にとっては甘すぎる。
ちょっと健康面が気になる。そしてなんといっても味。
ちょっとした日本の家庭料理を作る時に、少量入れるだけでもかなり味が違う。
現地のパームシュガーと日本から持ってきたてんさい糖を比べると、
てんさい糖で作ったほうが、断然日本で食べ慣れた味に近づく。
煮物はもちろん、生姜焼き、牛丼、etc。

著者は帰国時に必ず日本の砂糖を持って帰ることにしている。


消しゴムも質の差が歴然とわかる代表例。
インドネシアでは、自分自身のお誕生日に近しい人に感謝を込めてプレゼントを渡す習慣がある。お誕生日の本人が配る、という日本とは真逆ともいえる習慣。
スクールでお友達のお誕生日があると、我が子達もプレゼントをもらってくる。

その中に、かなり頻繁に入っているのが”消しゴム”
そして、消せない。
こんなに消せないものか、と首をひねりたくなるほど、消せない消しゴムが多い。

対して、日本のモ●消しゴムの優秀なこと、優秀なこと。
拝みたくなるくらい、さっと消せる。
えんぴつにしても、消しゴム、ノートにしても、いかに使う相手のことを考えて作っているか、ということがよく分かる日本の品質の高さ。

子供が楽しく勉強に取り組める環境を整えるためにも、学用品の質は高めていきたいと思う。
ただし、使いにくいモノを使っていると、勉強嫌!になる可能性は上がるが、
使いやすいモノを使ったからと言って、勉強好き!になるとは限らない……

ちなみに、とはいっても砂糖は重いし、大量には持ってこられないので、日本食ではないお菓子などを作る時は、現地のココナッツブラウンシュガーを使うことも!
コクがあって、甘みが強すぎないので、日本の砂糖の代替品としておすすめします。

現地の食べ物の質を上げる

インドネシアで子育てをしていて、困ることの一つが子供のおやつ。
食べ盛り、育ち盛りの子供たちには栄養価が高く、満足感のあるおやつを用意してあげたい。
でもジャカルタでそういう健康的なおやつを買おうとするとかなり割高。

こういう時に役に立つのが、ドライイーストとゼラチン、ベーキングパウダー。
小麦粉は安くどこでも手に入るので、お手軽ドーナツをつくったり。
新鮮な果物を使ったジュースも頻繁に売られているので、ゼラチンでゼリーにしたり。
ベーキングパウダーを使って、クッキーなども良く作っている。

クッキー、とにかく高い。
手のひらサイズの円柱の容器に入ったクッキーでも軽く100.000ルピア(約1000円前後)以上することがほとんど。安く売られているものもたまにあるが、色が自然な色味ではなかったり、ほんの少しだが化学調味料っぽい臭いがしたりと、逆に不安になることも。

それなら作ってしまえ、と今に至る。
ずぼらな著者だが、子供の美味しいと健康を天秤にかけ、日々奮闘中。

困ったときは「代用品」と「助け合い」で乗り切る

困った時の代用品!

代用品の発見。
全てを日本から持ち込まなくても、意外と現地で代わりのものは見つかる(これも一つの「知恵」)。
来た当初に困ったのが、片栗粉の質が違うということ。
現在、トコペディアというオンラインショップで日本とほぼ同じ質の片栗粉を見つけたので、問題なく調理できている。
はじめの頃は片栗粉が固まらなかったり、味がまずかったりとふりまわされた。

思案に暮れていた時に、手を出したのが、”タピオカ粉”。
現地ではとても安く売っている。
例えば、チヂミなどを作る時はタピオカ粉を入れるとモチっと感が増して、片栗粉で作よりも美味しくなる。日本にいたら、自分ではタピオカ粉を買おうとは思わなかったはず。

代用品を探し、使ってみることで、日本の味そのものの再現をするというよりも、現地の材料の特性を生かして、それに合う料理を作る。そんなジャカルタでしか作れない、新しい美味しさに出会えたことが嬉しい。

今あるもので最善を探す!

欲しいモノがない、というのも一概に悪いこととは言えないと感じた子供とのエピソードを一つ。

前述の通り、日本の学用品とインドネシアの差は大きく、子供がその差に気づいてしまった後の話。
「日本の消しゴムがいい!」と上の子が言い出したが、手元にちょうどストックがなかった。

仕方なく、現地の文房具店でいくつか買い込み、どれが一番消えやすいか親子で「品質テスト」をしてみた。4つ買っても200円にも満たない値段だったので、もういいや、と複数種類かったのがきっかけ。
質は置いておき、安さはインドネシアの素晴らしいところ。

消しやすいものを探そう!というテーマで、子供と一緒に書いては消し、書いては消し。
子供も途中から、もともと持っていた自分の消しゴムを引っ張り出してきて、全種類試し始める。
結局、お友達のお誕生日の際のプレゼントに入っていた一つの消しゴムが消しやすいという結果に。

日本の消しゴムには劣るが、薄めの文字なら後に残らずきれいに消えた。
「日本のものが最高」という観念は著者の中で根強い。
でも、その固定観念を一度外してみると、現地でも十分に機能する「隠れた名品」が見つかることも。
見つける楽しさも味わえる。

完璧な解決策がなくても、今あるもので最善を探すプロセス自体が、子供との面白いコミュニケーションになった。

日本人同士のネットワークが救いに!

海外駐在ならでは、だと常々感じているが、助け合いの精神が強い。
船便の遅れや急な欠品時、友人同士で「これ持ってる?」と助け合える文化がある。

さすがに全く知らない人だとどうしようもないが、ちょっとした顔見知り、くらいのレベルでも、困ったときはみんながお互い様、だという精神でモノの貸し借りをフランクにしている。
著者は渡航してきて、このフランクさにかなり驚いた。
みんなとても優しい。

インタースクールでイベント時に急に、色指定の服を用意してきてと言われた際、同じプレイグラウンドで遊んでいたママ(その日が初対面)にお借りできたことがある。
もちろん近くに住んでいるのがわかっているからこその貸し借りではある。
でもさらっと助けあえるのは、何かあった時はお互い様だという精神をみんなが持っているからこそ。

こういう精神が日本ではない異国で、孤独感をやわらげてくれているのだと感じる。

贈り物に込める気持ち あげて喜ばれたモノ、もらって嬉しかったモノ

著者の経験からいくつかご紹介したい。

現地のお友達に喜ばれたもの

  • 日焼け止め
     ※ビオレなどジャカルタでも購入できるが、現地産のモノと日本産のモノは品質が違うそう。
      シンガポールなどで日本産の日焼け止め(当時の薬局は800円前後で販売されている)を購入できるモノの、シンガポールでは約4000円くらいの値段で売っていたらしい。
  • 日本酒
  • 絆創膏
  • 100均のおもちゃ
     ※質がいい!安いのに長持ち、知育おもちゃなどは大喜びされた
  • 抹茶
     ※世界中で空前の抹茶ブームになっているためか、品薄になりつつあり、喜ばれた
  • 緑茶、ほうじ茶、麦茶
     ※インドネシア人は日本のお茶の大ファンな方が多い印象
  • お菓子
     ※とにかくなんでも喜ばれる。ハラルを気にするのかと思いきや、なにも気にしないツワモノも多数…でも渡す際は気をつけて

もらって嬉しかったモノ

お友達が日本帰国した際に、お土産として買ってきてくれたもの。
いままでもらったモノは、正直全部嬉しかった。
海外にいると、日本が恋しくなるので、日本製品はいつでもなんでもウェルカム精神になる。

  • 日本酒
  • ウイスキー
  • ふりかけパック ※何種類かが入っているパック
  • お茶漬けの素
  • お漬物
  • 出汁パック
  • こんにゃくゼリーのパック ※小さく個包装になったものはお弁当で大活躍!
  • お菓子 ※本当になんでも嬉しい…笑
  • 絵本 ※長く赴任していると”日本語”に触れる機会が減るのでとてもありがたい

などなど。
助け合い精神をとても大事にしているせいか、「モノ」のやり取りを通じて、ジャカルタでの人間関係は少しずつ深まっていくのでは、と感じる。

おわりに

必要なモノが揃うことは、単に便利になるだけでなく「なんとかなるさ」と思える心の余白
を作ってくれる。足りないと、それだけでどうしようと考える時間を取られ、不安になってしまうことも。
著者も最初は船便でかなり持ってきたにもかかわらず、足りなくなってしまったものがいくつか発生した。まだ生活に慣れていないタイミングで、不足してしまうとやっぱり少し不安になる。
この記事が、次にジャカルタへ来る方や、今の生活をもっと楽しみたい方の「明日がちょっと楽しみになるヒント」になれば嬉しい。

ちなみに今は、足りなくてもなんとでもなるさ~の精神が強くなりつつあります。
モノがなければまず検索。
Tokopedia(トコペディアというオンラインショップ)でインドネシア語で検索するとかなりの確率で見つかります。
そこでなければ、お友達に聞く。
それでも見つからなければ、代替できるものはないかをAIに聞く。
AIさまさま、あまり困らなくなりました笑

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