シンガポール旅行 子連れ観光におすすめ!ナショナル・ギャラリー

ナショナルギャラリーの館内を回廊から見下ろした写真 旅行

ナショナル・ギャラリー”National Gallery”とは

ナショナル・ギャラリー・シンガポール”National Gallery シンガポール”は、旧最高裁判所と旧市庁舎を改装して作られた美術館。コロニアル様式の重厚な外観とモダンな内装が特徴だそう。
館内の展示作品数は8,000点以上。シンガポールや東南アジアの近現代美術品が中心に飾られている、東南アジア最大級の美術館。

下記が公式サイトのURL。
National Gallery Singapore
季節ごとに多種多様な展示を行っていることも、この美術館の魅力の一つだと思う。
ぜひ訪問前にチェックしてから行くことをお勧めする。

コロニアル様式とは
植民地様式(しょくみんちようしき)またはコロニアル(colonial)とは、世界の主要国が植民地または占領地に故国の建築様式またはインテリア・スタイルを残した様式を指す”
同じくシンガポールにある、ラッフルズ・ホテルなどもこの建築様式で建てられており、横向きに貼った壁やカーブを描いたポーチなどが特徴とのこと。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

子連れにおすすめする3つの理由

著者がこちらの美術館を子供連れにぜひおすすめしたい理由は3つ。

  • キッズエリアが無料!
  • たくさんの創作遊びが体験できる
  • 楽しみながら芸術に触れる機会を作れる

キッズエリアが無料!

なんと、キッズエリアに入場するだけであれば、無料で入ることができる。
受付で確認すればOK。

ロビーから上階は展示エリアなので、チケットがないと入場不可だが、下の階に続くキッズエリア(かなり広い範囲に続いている)にはそのまま入っていける。
入口で、スタンプラリーのカードをもらえば、中でスタンプラリーも楽しむことができる。

しっかり遊ぼうと思うと1時間では足りないくらい、たくさんの遊び場が設置されている。我が子達の場合、それこそ1時間ほどしか時間がとれなかったので、最後は遊び場から引きはがして退場することに……
訪れる際は、時間に余裕をもって、行くことをおすすめする。

たくさんの創作遊びが体験できる

キッズエリアには、たくさんの創作遊びができる場所が設置されている。

多様な図形を組み合わせて形を作ると、作ったものが壁に大きく映写される

その一つがこちら。
いろいろな形を組み合わせて自分の好きな作品を作る。
ここまではもちろん自宅でもできるが、このエリアでは、自分が作った作品が壁に映し出されるようになっている。”作品を作りあげた”という感覚を子供が持てるのでとても良いと思う。

あまり写真を撮ることができなかったが、好きなだけ絵を描く、木のパーツを組み合わせて立体的な形を作る、体を動かすと映像が反応する、様々なエリアがちりばめられている。
子供にとっては全身で創作を楽しむことができ、親にとっては子供の”楽しい!”を真横で感じられる、理想の空間ではないだろうか。

枠の中に目、鼻、口をそれぞれあてはめて遊ぶマグネット

楽しみながら芸術に触れる機会を作れる

こちらは当日行っていた特別展、『フェルナンド・ゾベル 秩序は不可欠』展。
1940~1980年代に活躍したフィリピン生まれのスペイン人画家。
たまたま訪問した時期に行っていた展示だったので鑑賞させてもらったがあまり詳しくはないので詳細は控える。
こちらの展示は2025年11月30日まで行うとのこと。
ご興味があればぜひ。

フェルナンド・ゾベルの特別展

館内、所狭しと絵画が並べられており、中には線画の映写や、上映なども行われており、ゆったりと長く楽しむことができる。展示と展示の間には子供も楽しめるお絵描きコーナーなども設置されていた。
長時間じっと見るのは子供にとっては疲れる作業になるため、ところどころで用意されている気遣いがありがたい。

【余談だが…】小さい子供と美術館鑑賞を楽しむために著者がしていること

1.入館前の約束
「ここはみんなが絵を見て楽しむ場所なので、走り回らない・大きな声を出さないこと」
何度伝えてもやっぱり子供には難しいこと。毎回目を見てきちんと伝えている。

2.自分の”好き”を見つけてもらう
「たくさんの絵(美術品)の中から、これが好きというものを見つけて、お母さんに教えてくれる?好きな色でもいいよ」
と促す。これはどう?と聞いたり、わたしはこれが好きだなと、自分の好きを伝えることも忘れない。著者の場合、親子ともども高尚な芸術理解はできない。”自分の好き”が一つでも見つかれば、それで十分と考えている。

ナショナル・ギャラリーの情報

詳細は公式HPを参考にしてほしい。簡単に掲載する。

開館時間10:00 ~ 19:00
金曜日のみ10:00~21:00
アクセス地下鉄(MRT)City Hall駅より徒歩7分
バスColeman Street Entrance停より徒歩5分

※マーライオン公園からも徒歩10分の距離
地図クリックするとGoogleマップが表示されます
公式HPNational Gallery Singapore

気になる入館料は以下の通り。

券の種類シンガポール人/居住者その他(観光客はこちら)
一般無料$20
特別展$25
一般および特別展両方$15$30

6歳以下の子供は入場無料。
7歳~12歳までの子供は$5割引。
60歳以上の方も$5割引。

券を購入すると、毎日開催されているツアーを利用することも可能。
キッズエリアのみの利用者は、居住者も観光客も関係なく、入館料を払う必要はなく、そのまま館内の該当エリアに行ける。

今回、著者はKlookというツアーサイトからチケットを購入したが、少しだけ安く購入することができるため、事前購入をおすすめする。

おわりに

ナショナル・ギャラリーは、子供にとっても親にとっても、有意義な時間を過ごすことのできるシンガポールのおすすめスポット。ぜひ楽しんでほしい。

また、シンガポールには、今回取り上げたナショナル・ギャラリーだけではなく、他にもたくさん芸術に触れることができる場所がある。
行きたいと思いつつ、都合の良い時間帯が予約できなかったため、断念した
Children’s Museum Singapore
予約制のため、子供連れの方は、事前に要チェック!

他にも、
シンガポール国立博物館 ”National Museum of Singapore”
・アジア文明博物館 ”Asian Civilisations Museum”
・プラナカン博物館 ”Peranakan Museum”
・Singapore Musical Box Museum
など。ここに挙げたものは、同じエリアにあるため、2~3か所はしごをして、芸術品に触れる一日を満喫するのも良いかもしれない。

当館の規模が大きすぎて、こちらのブログでは全く語れていないこと、ご容赦ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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