※2026年9月時点
《まだ知らないインドネシアがあった。秘境・ラジャアンパット3部作 第2弾》
こんにちは!ジャカルタ在住3年目、2児の母のRinoです。
ちょっとの知識で、日々の暮らしがちょっと楽しくなるようなヒントをお届けしています。
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ジャカルタ在住者なら一度は耳にする「インドネシア最後の秘境」、ラジャアンパット。
前回のアクセス、移動ガイド編に続き、第2弾は「秘境の島でどこに泊まる?」「子連れで泊まれるの?」という疑問にお応え。
我が家が4泊5日の旅の拠点に選んだのは、ひとつの島にたったひとつしかホテルしかないプライベートアイランド、「カテンベ(Katenbe)」。
リサーチ不要のストレスフリーな贅沢時間と極上の海、そして秘境ならではの洗礼(笑)まで。
リアルな体験談を余すことなくご紹介!
ぜひ最後までお読みください。
前回の第1弾はこちらから。
インドネシア旅行 インドネシア最後の秘境を旅する。ラジャアンパット、ジャカルタからの完全アクセスガイド
1島1ホテルの贅沢!プライベートアイランド「カテンベ」とは?
ラジャアンパットにはいくつかの宿泊スタイルがある。
フェリーが到着する島にあるホテルタイプ、プライベートアイランドリゾート、水上コテージに泊まるホームスティ、クルーズ船など。
予算や旅の目的に合わせて選ぶ必要がある。
我が家が選んだ「カテンベ」は、島全体がひとつのリゾートになっているプライベートアイランド。
しかも、食事やアクティビティがセットになったオールインクルーシブスタイル!

旅行中は、
「今日の夜ご飯どこにする?」
「明日のツアーどう調べる?」とリサーチや手配に追われがちな我が家。
しかし、今回のカテンベでは、ソロンの港に到着してから帰りまで、すべてホテル側が完璧にフォローしてくれた。旅行中の「調べるストレス」が完全にゼロになるのが、想像以上に快適だった。
だからこそ、全力で「海」を楽しむことができた、ともいえる。
オールインクルーシブならではの、カテンべの魅力を次の章から順に紹介していく。
部屋から海へダイブ!イルカ・サメ・ニモと出会う日常
カテンベでの毎日は、まさに「海と共に生きる」贅沢そのもの。
ホテルに着いた当日、だいたい3時ごろ。
おやつの時間が5時、夕食の時間が7時と教えられる。
旅の疲れを癒すために、少し昼寝した後、バルコニーから即・海へダイブ!
部屋のすぐ目の前が海。
水着に着替えた瞬間、飛び込める。
しかも、なんと、泳いで行ける距離に「ニモ」を発見。
少し泳ぐだけでサンゴ礁が広がり、カクレクマノミ(ニモ)にすぐ出会うことができて感動。
著者たちがお昼寝していた時間には、入江にイルカの群れが訪れた。
ここでは見逃してしまったが、ボートツアーの最終にもイルカのジャンプ、小さいクジラの群れ、マンタレイの群れを目撃することができた。
毎日が奇跡のような瞬間!
サメと追いかけっこ!
ホテルの入江に生息しているブラックチップシャークと追いかけっこなんて体験も。
浅瀬にはブラックチップシャーク(おとなしい小型のサメ)がたくさん泳いでいた。
人が近づくと逃げてしまうので、我が家の子どもたちが大喜びで追いかけ回していた(笑)。
部屋にテレビもゲームもありません。でも、目の前に広がる海と生き物たちだけで、時間がいくらあっても足りないくらい満喫できる。

宿泊するコテージの中を大公開
まず部屋の中に入ると、ダブルベッド1つと、シングルベッドが2つ。
部屋の中はゆったりした心地よい広さで、子どもが走れるほどではないが、ごろごろ転がりまわったりできるくらいのスペースも。


シャワー用のタオルもプール用のタオルも完備されており、ツアーにはプール用のタオルをもっていってOKとのこと。通常のホテルと同様、翌日には床に置いておけば交換してくれる。
寝るときは蚊対策として、ベッドの天蓋のカヤを下す。
エアコンはないため、夫は蒸し暑いと言ってはいた。が寝れてはいた様子。
著者は寒がりなため、エアコンがなくても快適な温度だった。
天井に大きなファンがついており、夜中は回しっぱなしで寝た。

トイレの様子はこんな感じ。
ウォッシュレットはないが、トイレットペーパーはいつも十分な量を補充してくれる。

こちらは部屋の中の洗面台。隣にシャワーがある。
受け皿が大きな貝殻で作ってあって、とても風情があった。
ちょっと使いにくかったが…笑
石鹸とティッシュも用意してくれてあった。
正直、島の中のホテルにもかかわらず、かなり宿泊客が快適に過ごせるように配慮してくれているなと感じた。

リサーチゼロで整う!オールインクルーシブの食事&驚きの接客
秘境の島、と聞くと「ご飯は大丈夫かな……」とはじめは著者も心配になった。
なんと、予想を裏切る美味しさだった!
もちろんもともと、過度な期待をしていなかったことは大きい。
でも、一品一品が丁寧に調理されており、高級ホテルのビュッフェとは違う温かみのある美味しい食事を満足することができた。
基本的に食事の時間は決まっている。
食事の内容は、毎回少しずつバリエーションが変わるビュッフェスタイル。
朝7時 朝ごはん

朝のビュッフェの写真がないため、こちらを載せておく。
食パンと、何種類かの果物がメイン。
朝はあまり品数はない。
コーヒーも一応飲めるが、粉を入れてお湯を入れるタイプのインドネシアスタイルのコーヒーのみ。
残念ながら、新鮮な野菜のサラダなどはない。
飲み水は毎日ボートで運んでおり、この島では「水」がとても貴重。
その限られた環境の中でできるだけのもてなしをしようというホテルのスタッフの心遣いが感じられる食事だと思う。
昼12時 お昼ご飯
お昼ご飯は、ほとんど全員がツアーに繰り出すため、ホテルがお弁当を用意してくれる。
下の写真は、ツアー用に用意してくれたお弁当。
インドネシア料理メインで、味付けも美味しかった。
ちょっとカロリー高めかもしれないが、ツアー中にはたくさん泳いでいるのでペロリと食べられた。

ツアーに行かない、最後の日(フェリーに乗ってソロンに帰る日)は以下のようなお昼ご飯を、我が家のためだけに用意してくれた。他の宿泊客は全員ツアーに行っていたので、お昼を食堂で食べたのは我が家だけ。時間もこちらの希望をわざわざ聞いてくれて、フェリーの時間に合わせてゆっくり食事を楽しむことができた。
ボリュームもちょうど良かったが、食べたりない方は、ホテルに伝えると量も調整してくれるよう。
至れり尽くせりな食事だった。

最後のデザートのプレートには、「Thank You~ (著者たちの名前)」の文字が。
心に残るひとときとなった。
夕方5時 おやつ

おやつもビュッフェスタイル。
夕方5時におやつ?と聞いて、はじめは少し遅いなと思った著者。
ツアーに行って帰ってきて小腹がすく宿泊客に合わせた時間だった。
最初のツアーに参加した後に実感。
夜ご飯には早いが、ものすごく小腹がすくのでとてもありがたい。
ちょうど夕日が沈む時間でもあるため、心穏やかに団欒を楽しむこともできる。
著者たち家族は、魚を見たり、島の中を探検したり、他の宿泊客とおしゃべりしたり。
子どもたちはホテルのスタッフさんと大はしゃぎで遊んだり。
宿泊中は、このおやつの時間もとても楽しみな時間の一つだった。
夜7時 夜ご飯

食材も水も限られた島なので、通常のビュッフェよりは品数は少ないが、温かく食べやすい味付け。
本格的なインドネシア料理も必ずでてくる。
特に毎晩必ず出る「サンバルマタ」は絶品だった!
(少し味の素が効いていましたが、それもまたご愛嬌・笑)。
さらに感動したのが、日本語がペラペラで非常に有能なスタッフさんがいたこと!
言葉の壁がなく細かい要望もスムーズに伝わり、子連れ旅として本当に心強かった。
どのスタッフさんも、いつもニコニコと朗らかで、タオルの交換などもすぐに対応してくれた。
彼らの温かい笑顔に触れていると、こちらまで自然と笑顔に。
アジア系は我が家だけ!?大きなテーブルで生まれる国際交流の旅仲間
滞在中、ゲストの顔ぶれにも驚かされた。
我が家が滞在した際、アジア系の客は日本人・中国人・韓国人含めてほぼゼロ!
(オランダ人のご主人を持つインドネシア人女性が1人いただけだった)。
ドイツからの女性2人組、アメリカ人のご夫妻、フィンランド、カナダなど、見渡す限り欧米からのトラベラーばかり。どこに行っても英語が飛び交い、インドネシア語を使わなくても100%楽しめる環境だった。海外では、ラジャやアンパットは観光地としてかなり有名なよう。
大人数で囲む「大テーブル」の連帯感
前述の通り、朝・昼・晩の食事時間は決まっており、大きな1つのテーブルにその日の宿泊客全員が座って「いただきます」をするスタイル。
毎日自然とスモールトークが始まり、あっという間に謎の連帯感が生まれるのがこのホテルのすごいところ。ツアーは通常2グループに分かれて行動するため、夜の夕食時は「今日そっちのグループは何見た?」「どこから来たの?普段何してるの?」といった報告会で大盛り上がり!
さすが秘境に来るだけあって、中には「3ヶ月間世界を旅し続けている」というツワモノもいて、刺激的で面白い夜を過ごせた。
ちなみに、滞在期間を通して子どもがいたのは我が家だけ。
スタッフさんもゲストの皆さんも、子どもたちをとても温かく可愛がってくれ、ありがたかった。

ゲストとして訪れ、
家族として過ごし、
友人として旅立つ。
カテンベで過ごした時間はまさにこの言葉通りの時間だったなと実感。
【正直レビュー】行く前に知っておくべき「秘境リゾートのリアルな注意点」
半塩水シャワーと「常に足が砂まみれ」問題
足元注意!
島内はどこを歩いても砂地なので、常に足が砂まみれに。
海水シャワー!
真水と海水が半々のシャワーしかないため、洗った後も少しベタつきが残り、足もずっと砂っぽい感覚が続く。
対策として。
お風呂上がりに足の不快感が気になる方は、「使い捨てスリッパ」を日本やジャカルタから持参するのが絶対におすすめ!これだけで全く不快感が違う。著者もこの度ではちゃんと持参したので、多少快適に過ごせた!
電気の利用時間と、停電夜のロマンチックなキャンドル
電気やWi-Fiは完備されている。
ただし、電気が使えるのは基本的に15時〜夜までの時間帯。
滞在中、夕方~夜くらいの時間に一度1時間ほどの停電があった。
1時間足らずで無事復旧。
その際は、スタッフが全く動揺することなく、テーブルにろうそくを灯してくれた。
夕暮れから夜にかけてのローソクの明かりはどこか特別で、むしろ忘れられないロマンチックな思い出になった気がした著者たちだった。
一瞬真っ暗になって、あ、子どもがパニックになるかも…と思ったのもつかの間、月明かりとろうそくのキャンドルで、大はしゃぎ。全くストレスにならずに楽しむことができた。
他に明かりが全くないため、満点の星空を満喫できたのも素敵な思い出。
【最悪のハプニング】薬までかじられた!?〇〇〇対策は絶対必須!
これが滞在中最大のハプニング……!
チェックイン時、スタッフさんから「食べ物は部屋に置かず、別の場所で保管するから預けてね」と注意を受けた。その場で、持ってきていた子供用のおやつ、ビール、非常用の食べ物はスタッフに預けたのだが、夜中、スーツケースを開けたままにして眠ったところ、部屋にネズミが出現!
ネズミ。
手のひら大くらいだったように思う。
なんとなく気配がして、飛び起きるとさっとどこかへ走っていった。
瞬間的に、「ネズミかも!」とスタッフの注意を思い出し、ものすごい反射神経でスーツケースを閉じた。
が。食べ物がないにもかかわらず、薬が入っていたジップロック、コーヒーのドリップバッグ、スーツケースのメッシュの部分がかじられる、という悲惨な被害に遭ってしまった。
対策として。
翌日から「スーツケースは荷物を出したらすぐにチャックをきっちり閉める」を徹底したところ、ネズミは一切来なくなった。初日に探検活動をし、食べ物がないと判断したコテージには二度と来ないよう。
カテンベに宿泊される方は、スーツケースの開けっぱなしだけは絶対にやめてください……
カテンベをおすすめできる人・向かない人
⭕ こんな人には絶対おすすめ!
- 日常の喧騒から離れ、リサーチ不要でひたすら海と自然に癒されたい人
- 英語での国際交流や、世界中の旅人との会話を楽しみたい人
- テレビやゲームのない環境で、子どもに本物の大自然を体験させたいファミリー
次の記事で思う存分語りたいと思うが、なんといってもラジャアンパットの魅力は、秘境と呼ばれるほどの大自然。色とりどりの魚が泳ぐ海、神秘的な青い海に島が浮かぶ絶景、そんな一生に一度、の経験を楽しみたい方にはぜひぜひおすすめする。
ジャカルタにいただけでは、絶対に出会えることのない景色なのは間違いない。
❌ 正直、こういう人には向かないかも…
- 24時間快適なエアコン、ピカピカの真水シャワー、清潔な室内を求める人
- 虫や小動物(ネズミなど)が部屋に出る可能性に耐えられない人
- プライベートな空間で、家族・個人だけで静かに食事を取りたい人
おわりに テレビもゲームもない、人生で一番贅沢な時間
ネズミにかじられたり、足が砂まみれになったりといったハプニングも含めて、カテンベでの5日間は我が家にとって「人生で一番贅沢な時間」になった。
目の前に広がる圧倒的な青い海、温かいスタッフたち、一期一会の旅行者たちとの出会い。
ソロンの飛行場さえ目指せば、あとはすべて手厚くフォローしてくれるので、渡航のハードルも見た目ほど高くないと感じた。
ジャカルタ駐在中に「一生モノの体験」をしたい方は、ぜひカテンベへの滞在を検討してみて欲しい!
次回、第3弾はいよいよ絶景の真骨頂!
ピアネモの絶景展望台や、子連れのシュノーケリング大満足ツアー体験をお届け!



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