インドネシア旅行 インドネシア最後の秘境を旅する。ラジャアンパット、ジャカルタからの完全アクセスガイド

ラジャアンパットrajaampatの一番有名な観光スポット、ピアネモ。青と緑のコントラストが美しい、お札にも載っている絶景が広がる。 インドネシア国内旅行

※2026年9月時点
《まだ知らないインドネシアがあった。秘境・ラジャアンパット3部作 第1弾》

こんにちは!ジャカルタ在住3年目、2児の母のRinoです。
ちょっとの知識で、日々の暮らしがちょっと楽しくなるようなヒントをお届けしています。
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バリ島、ロンボク島、ブリトゥン島……ジャカルタから行けるメジャーな観光地を一通り巡ったあと、「もっと人と違う絶景を見てみたい」「ジャカルタに住んでいる今しか行けない最高の秘境に行ってみたい!」と思ったことはありませんか?

この記事では、インドネシアが世界に誇る奇跡の海、「ラジャアンパット(Raja Ampat)」についてご紹介。

「最後の秘境って、子連れで行けるの?」
「飛行機や船の乗り継ぎが大変そう……」
と不安になる方も多いはず。

そこで今回は、3部作の第1弾として、ジャカルタからの完全移動ルート、所要時間、料金、船内のトイレ事情、ベストシーズンまで、我が家の実体験をもとに徹底解説!

ラジャアンパットってどんな場所?なぜ未だに「奇跡の美しさ」なのか

インドネシアの東端、西パプア州に位置するラジャアンパット。
インドネシアのお札、100.000Rp(ルピア)紙幣にも描かれている「ピアネモ(Pianemo)」の点在するキノコ岩と透明度の高い海で有名な観光地。

日本の海でも近年、環境変化が話題になることが増え、世界中の観光地(コモド島など)でも環境保護のための入場制限や環境税の導入が進んでいると聞く。

そんな中、ラジャアンパットが今なお「地球上で最も生物多様性に富んだ綺麗な海」を保てている理由。それは、厳しい環境保全地域(KKPD)としての管理と、環境保全税(PIN)制度による観光客数のコントロールが行われているからです。

後で述べますが、「ラジャアンパット」という場所に入るための入場料が発生する。
それもこの海を守るため、と思えば今となっては全く高いとは思わないのがすごいところ。

自然を壊さないための配慮が徹底されているからこそ、足を踏み入れた瞬間、「地球にこんな綺麗な場所が残っていたんだ……」と絶句するほどの世界が広がっているのだと思う。

ジャカルタで、最後にもう一度訪れたい場所は?
と聞かれたら、我が家は全員が「ラジャアンパット」と答えた。笑

この旅が「おすすめな人」と「正直向かない人」3選

行く価値が120%あるラジャアンパットですが、秘境ゆえに旅のスタイルには相性があるかと思う。
不安な方は、ホテルのレビュー等も良く確かめて、直接確認したうえで行くことをおすすめする。
正直なところ、ホテルによって、かなり差がある。

⭕ こんな人には絶対おすすめ!

  1. メジャーなリゾートは行き尽くし、唯一無二の絶景を求めたい人
  2. 「ジャカルタ在住の今」だからこそ、日本からでは遠い絶景に行っておきたい人
  3. 子どもに本物の手つかずの大自然・サンゴ礁を見せてあげたいファミリー

❌ 正直、こういう人には向かないかも…

  1. 移動時間を極力短くして、ホテルの敷地内だけで過ごしたい人(移動に1日かかります)
  2. 大型テーマパークやショッピングモール型の都市型リゾートが好きな人
  3. 船の揺れやローカルな移動環境にどうしても耐えられない人

我こそは、という方には、ぜひ次の項目から下も読み進めていってほしい。
本当におすすめする。

【完全アクセス】ジャカルタからラジャアンパットへの4ステップ移動ルート

「遠い」イメージがあるラジャアンパットですが、ルートさえ把握しておけば迷うことはありません!
むしろジャカルタから行こうと思うと、だいたいこのルートになる。

直行便の時間があまり選べないので、時間帯が気になる方は、乗り継ぎも視野に入れる。
ただし、直行便であれば4時間で到着するので、乗り継ぐのは少し面倒かもしれない。

STEP 1:ジャカルタ ➔ ソロン空港(飛行機)

  • 移動手段: 直行便(Batik Air等)またはマカッサル経由便(Garuda Indonesia等)
  • 移動時間: 直行便で約4時間(深夜便を利用し、早朝にソロン着が一般的)
  • 料金目安: 往復 約4,000,000〜6,000,000 Rp / 人

飛行機の出発時間は深夜0:10発。
かかる時間は約4時間で、2時間の時差があるため、ソロンには現地時間で朝6時半ごろに到着した。
我が家が旅行した際、直行便はこの時間帯しか見つけられなかった。

飛行機の料金については、目安しか載せられないので、調べてみて欲しい。
我が家が実際に払った金額は、2026年3月時点で往復 約32.000.000Rp(約29万円)。
家族4人でこの値段なので、飛行機代としては1人往復、8.000.000Rp。

正直、”国内旅行”と考えると高いと思う。
でも旅行後に、日本にいたら、ジャカルタにいるだけでは、絶対に見られない景色に出会えた、と心から思えた、払う価値のあるお金だったと感じた。

幼児と深夜便

余談になるが。
幼児を連れて深夜便に乗る際は注意が必要だと思う。当たり前だが。
我が家ももちろん注意はしていた。
お昼寝を事前にしっかり取らせ、心の準備もさせ、とても元気、で迎えた当日。

日本への渡航7時間と違って、今回は4時間と少し短めだし、大丈夫だろうと思ったのがあだになった。搭乗前に軽食。せっかくの旅行だし、とお腹が空いたと訴える子どもに、フライドポテトを食べさせてしまった。夜中に……

ソロンに着いたタイミングで、下の子4歳が体調不良を訴え吐いてしまった。
短時間でもしっかり睡眠できればよかったのだが、狭い機内で上手く寝られなかったためか、かわいそうな状態になってしまった。
その後すぐ回復し、お昼に出発するフェリーにも無事に乗れたため、事無きを得たが、次回以降子どもが食べたがったとしても断り、必ず消化に良いモノを食べさせようと決めた。

体調が悪いと旅行を楽しめない。
どんな時も今後も気をつけたい。

STEP 2:ソロン空港 ➔ ソロン港(タクシー)

ソロン空港から、港まではタクシーで行くか、ホテル手配の車で向かう。

  • 移動手段: 空港前のタクシー(または配車アプリ・ホテル送迎)
  • 移動時間: 車で約15〜20分
  • 料金目安: 約100,000〜150,000 Rp / 台

今回は、事前にホテル側から尋ねられた際に、手配をお願いした。
慣れていない場所でタクシーが捕まるかどうかが不安だったため。
ホテルが手配しておいてくれ、乗車した際に運転手さんに直接支払う形だった。
金額は150.000Rp。
ソロンの空港から出た時点で、ホテルが手配してくれた案内人の方がピックアップしてくれ、車まで連れて行ってくれた。

ジャカルタでよく使用している、Grabという配車アプリも使えそうだった。
ただし、ジャカルタほど車の数が多くないため、飛行機の時間帯は混雑しそうだった。

帰りも我が家はホテルにお願いをしておいた。
ただし、帰りはホテル発→ソロンで1泊→翌朝 飛行機発 という時間帯になってしまったため、ソロンの港からホテルまでを運んでもらった。
ホテルに着いた際に、運転手さんと交渉し、翌朝 ホテル→空港までも追加でお願いした。
100.000RPいかない程度の金額だったかと思う。

着ジャカルタ時は、空港まで確実にたどり着けるように、足を確保しておくのがおすすめです!
翌朝の時間帯は、ホテルから空港に向かう人でホテルのロビーが混雑していました!

STEP 3:ソロン港 ➔ ウェイサイ港(フェリー)

いよいよ、ラジャアンパットへ。
ソロンの港から、フェリーに乗ってワイサイ(Waisai)港へ向かう。

ソロンの空港からフェリー乗り場へ。フェリー乗り場から桟橋を歩き、目的のフェリーへ。ポーターがたくさんいて荷物を運ぼうと話しかけられることも。
  • 移動手段: 大型高速フェリー(Express Bahariなど)
  • 移動時間: 約2時間
  • 運航スケジュール: 通常1日2便(午前9時発 / 午後2時発など ※運行時刻は現地で事前要確認)
  • 料金目安: VIP席 約250,000〜300,000 Rp / 人
  • 予約方法: 港のチケット窓口で当日購入、またはツアー会社・ホテル経由で手配。

実際のフェリーの写真はこちら。

ソロン港(Soron)からワイサイ港(Waisai)へ行くフェリーの様子。かなり大きめの5階建て以上の作りで、ソロン港行きの便は満席だった。

こちらのフェリーの費用は、ホテル代に含まれていた。
ただし、通常席。
案内人から、通常席はエアコンがなくて、シートもかなり狭いからVIP席をおすすめすると言われたので、追加で1人 100.000Rpを払ってチケットを格上げしてもらった。

結論から言うと、VIP席を強くおすすめする。
なぜかというと、まずエアコンの有無。
VIP席は船の上側、窓から外も見えるのに対し、通常席は船底側になるため、船酔いもしやすい。
ただし、VIP席のエアコンは寒すぎるくらい効いていたので、上着は必要かも。

帰りのフェリーはVIP席が満員で、通常席しか取れなかった。
我が家は子どものライフジャケットを持っていたこともあり、かなりの大荷物。
その大きなスーツケースを、狭くて非常に混雑した中、必死の思いで船底の席まで運ばなければならなかった。大変だった。

STEP 4:ウェイサイ港 ➔ 各リゾート(専用ボート)

フェリーが到着するWaisai港のある島にもホテルがいくつかある。
さらにこの海域に点在する島々にも、ホテルリゾートがある。
どこのホテルもWaisai港からホテルまでの移動手段としてボートを利用しており、事前に移動手段を確認して手配してもらうことが可能。

  • 移動手段: リゾートホテル手配の専用スピードボート
  • 移動時間: リゾートの場所により約30分〜1時間半
  • 料金: 宿泊パッケージに含まれていることが多い(事前予約必須)
カテンべホテルのボート。フェリー乗り場からホテル、ホテルからツアーに行く際、このボートを利用。

こちらがホテルのスピードボート。
屋根付き、スピードもかなり速い。
ただし、外海でスピードを出すと、波が強い場所では地味にお尻が痛くなった。

全部でいくら?:気になる費用は

ラジャアンパット諸島へ入る際、必ず旅行客には入場料が課せられることも注意。
環境保護及び入園料として1人あたり1.000.000Rp(約9,000円)。
ワイサイ港へ到着した時点で、

・QRコードを読み込んで銀行送金(送金した後、証明写真をフォームにアップロードする)
・現金払い
のいずれかが必要になる。
港の受付はかなり観光客で混んでいるので、銀行送金が便利。
あらかじめホテル側に相談しておけば、ホテル側が立て替えてくれることも(ホテルの支払いとして最後にまとめて請求される形)。

12歳未満の子どもは無料だった。
ただし、同行する大人が申請する際に、子どもの情報を一緒に登録する必要があった。

著者の家族、大人2人子ども2人で、ジャカルタからラジャやアンパットまでの旅費としては以下の通り。

  • 飛行機代:32.000.000Rp(1人8.000.000Rp)
  • フェリー代:900.000(1人150.000Rp)
  • VIP席代:400.000Rp(1人100.000Rp)
  • ラジャアンパット入場料:2.000.000Rp(1人1.000.000Rp)

合計35.300.000Rp。
1人あたり 9.250.000Rp。となった。

【気になる船内環境】VIP席の快適さとリアルなトイレ事情

子連れ旅で最も気になるのが「移動中の船内環境」
結論から言うと、フェリーは迷わず「VIP席」を選んで!
VIP席は冷房が効いた個室空間で、ふかふかのリクライニングシートが並んでいる。

著者は帰りの便で一般席を利用せざるを得なかったのだが、非常に混雑しており、船内に入ってから席にたどり着くまでがとても大変だった。
次回は絶対に最初から往復のVIP席チケットを購入する。
次回があれば!笑

VIP席は広いので、子どもが移動中に寝てしまっても安心。
ただし、エアコンは寒いくらい効いているので、苦手な方は上着を必ず持っていくことをおすすめする。

VIP席の様子。リクライニングがあり、席幅も広くとても快適。ただし船内はかなりエアコンが効いており寒かった。
🚽 リアルなトイレ事情と持ち物アドバイス

トイレについて。
ソロン空港やフェリーVIPエリアにはトイレはあります。
清掃員さんもおり、比較的清掃されていました。
ただし、トイレットペーパーが備え付けられていないことが多々ありました。

・水に流せるティッシュ
・除菌ウェットティッシュ
・便座シート(欲しい方は)
の3点セットは必ず手荷物バッグに!

急に出たゴミをしまう為の、小さい袋もあると便利。

ベストシーズンと子連れ旅行の注意点

ベストシーズンは「10月〜4月」!

ラジャアンパットのベストシーズンは、風が穏やかで海が安定する10月〜4月(乾季〜北東風の時期)です。特に11月〜2月頃は海面が鏡のように穏やかになり、ボートの揺れも少なくシュノーケリングに最適とスタッフさんも話していた。逆に6月〜8月は風が強く海が荒れやすいそう。

著者が訪れたのは、3月の終わり頃。
ジャカルタの長期休暇であるレバランのシーズンに4泊5日で。

滞在中、お昼過ぎから強い雨が降り出してそのまま夕方まで降り続いた日が一日。
夕方ごろに通り雨のように一瞬ざっと降った日が一日。
著者は宿泊している全ての日にツアーに参加したが、雨が降った日だけは早めに切り上げてホテルに帰った(もともとは2時3時頃の終了予定が、ボート内で昼食をとって1時過ぎには帰ホテル)。一か所だけ行けなかったスポットが発生。
それ以外の日は、全行程を楽しむことができた。

子連れで行く際のアドバイス

ラジャアンパットまで移動する際に必要なモノをあげる。
ツアーに参加する、海を楽しむ方はぜひ次の記事を参考にしてください。

  • 着替えと羽織もの: 船内や飛行機内はエアコンが強烈に効いています。水着の上から羽織れるパーカーやウインドブレーカーが一枚あるととても便利。
    ※フード付きだと、ボートに乗る際の日よけにも。
    ※帽子は飛ばされる可能性があるので、注意。
  • 酔い止め: スピードボートに乗る前に、子ども用の酔い止め(できれば日本の飲みやすい酔い止め)を飲ませておくと安心。
  • 飲み物とお菓子: コンビニなどもないため、子供用にお菓子があると安心。
  • サングラス: 子供用もあると安心。日差しが強いので目から身体に負担がかかるのを避けられる。
  • 日焼け止め: 余談だが、幼くても自分で日焼け止めを塗れるように練習しておくと親は楽。

今回、著者は未就学児2人(6歳と4歳)を連れてラジャアンパットに旅立った。
結論としては、「心の底から行ってよかった」と言える。
ただし、それは我が家の2人がかなり旅に慣れつつあり、シュノーケリングも楽しめるから、という前提がある。シュノーケリングがまだ楽しめない未就学児には、少し難しい旅になるかもしれないと断っておく。

どうせ行くのであれば、家族全員が心から楽しめるタイミングで、ぜひ訪れてほしい。

おわりに 移動の先には一生モノの絶景が待っている!

ジャカルタからの移動時間は決して短くはない。
むしろ、国外のマレーシアやシンガポールなどの方が近いくらい。
しかし、ソロン港から船に乗り、ワイサイの港を抜けてリゾートのボートでエメラルドグリーンの海を走り抜けた瞬間、疲れは一瞬で吹き飛ぶ。

ボートからホテルのある島に近づく途中。奥の方にホテルの食堂に当たるヴィラが見えてきた

ボートからホテルのある島に近づく途中。奥の方にホテルの食堂に当たるヴィラが見えてきたところ。
入り江のようになっており、そのまま右手前の崖を回り込んで右側に入っていくと……

katembeカテンべリゾートホテルが見えてくる。宿泊客用のヴィラが木の橋でつながれてある美しい光景。

こちらが「カテンべ・リゾート・ホテル(Katembe risort hotel)」。
宿泊客用のヴィラが木の橋でつながれて9つ並んでいる。
奥には船が出入りする小さい桟橋、写真には写っていないが、手前には食堂になる大きいレストランがる。

ヴィラのベランダから入り江に飛び込んでそのままシュノーケリングできるのが最高の醍醐味。
「子どもと一緒に、こんなに美しい地球の姿を見ることができた」
という体験は、ジャカルタ駐在生活の中でも間違いなく一生の宝物になると思う。

次回、第2弾はこちらのホテルについての詳細をお届け。
お楽しみに!

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