はじめに
はじめに思い切り謝罪させてほしい。
水からカメラを保護するためのビニールホルダーを持っていくのを忘れたため、写真がほぼない。
入口の写真はこちら。

実は2025年7月、セントーサ島にあるシーアクアリウム”SEA aquarium”が大規模リニューアルを行い、シンガポール・オーシャナリウム”Singapore Oceanarium”がオープンした。こちらの巨大水族館に人がたくさん集まっている効果もあり、今回訪問したアドベンチャー・コーブ・ウォーターパークはとても人が少なかった。
入口の様子からして、人があまりおらず閑散としている……笑
著者はまだ行ったことはないが、サイトを見るだけでもものすごく面白そうな水族館。次回はぜひ行きたい。なぜ今回行かなかったのかというと、混んでいそうだから。子供が5歳と3歳と小さく、土日の人混みの中で鑑賞するのが難しそうだと判断したため、今回はスキップ。
※巨大水族館の公式サイトはこちら
せっかくなので、水族館の入口の写真だけ載せて置く。

気を取り直して。
このウォーターパーク、非常に楽しかった。楽しさを伝えずにはいられないので、この記事に。
写真や動画を見たい方はこのパークの名前で検索してもらえれば、すぐに見つかるのでぜひ。
YouTubeにもいくつか掲載があったかと思う。
アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークとは
アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク”Adventure Cove Waterpark”(以下、当パーク)は、シンガポール、セントーサ島の中にある巨大なウォーターパーク。
園内をぐるっと一周する流れるプールや、海のような波を体験できる波の出るプール、各種スライダー等、水を思いっきり楽しむことができるアトラクションが満載。さらに、シュノーケリング体験ができるエリアや、エイと一緒に触れあえるエリア(別料金)など、まさに”冒険”というワードがぴったりくるテーマパークである。

子連れにおすすめする3つの理由
子連れにおすすめする理由としては、以下の3つ。
もちろん、家族連れだけでなく、夫婦、恋人、友人同士など、誰と言っても楽しめること間違いなし。
- とにかく安全に水遊びができる!
- 親も一緒に楽しめるアトラクションが満載!
- プールと海、一粒で二度美味しい!
以下に詳しくお伝えしていこうと思う。
とにかく安全に水遊びができる!
当パークの敷地は広く、様々なアトラクションが用意されているが、初めにすごい!と感じたのが、園内いたるところにライフセーバーの方がいること。
例えば流れるプール一つとっても、きちんとライフセーバー1人当たりの確認範囲が決められているようで、誰一人プールから目を離すことなく、監視していた。
波の出るプールなどは、奥まで行くと波そのものがかなり大きく、浮き輪やライフジャケットを着ていなければ波に飲み込まれてしまうくらい揺れる。こちらのプールの横でも2名の方が対岸に立って、注意深く人々を観察していた。正直、波の強さに驚いた著者は、その方々の存在に非常に安心した。
実際、シュノーケリング体験エリアでは、2度ほど活躍しているのも見た。
シュノーケリングが初めてだったためか、口と鼻の中に水が入ってしまってパニックになっている子供を助けていた。
各アトラクションでは安全に遊ぶための注意もしっかりと伝えてもらえる。
一点、120㎝未満の子供が体験できるアトラクションが少なかったことは少し残念だったが、安全に遊ぶという点を最重要視している点は非常に子連れにとってはありがたい。
ライフジャケット、浮き輪がすべて無料で貸し出ししてもらえる点も追加しておく。
水着は着用必須だが、持ち運びにくいライフジャケットを購入しなくて済むのはとても嬉しい。
サイズ展開もあり、3歳児、5歳児、大人女性、大人男性(背が高め)、それぞれ体に合ったものを着用することができた。
もちろんシュノーケリングセットも無料貸し出しあり!
親も一緒に楽しめるアトラクションが満載!
- スリル満点のアトラクション
リップタイドロケット ”Riptide Rocket”
磁石の力で加速しながら、山を登り、すごい速度で駆け降りるスライダー。
かなりの速さが出るため、スライダー好きには一押しのアトラクション。
107㎝以下の子供は不可。107~122㎝の子供は大人同伴で乗れる。
パイプラインプランジ ”Pipeline Plunge”
暗いトンネルの中を両サイドの光を頼りに滑っていくスライダー。
暗さがスリルを追加してくれるため、一度滑ったらクセになる。
122㎝以下の子供は不可。
タイダルツイスター ”Tidal Twister”
パイプラインプランジと同じ場所から乗れる。
穏やかなスピードで始まるが、最後に回転が入り、外に飛び出す。
こちらも122㎝以下の子供は不可。 - 小さい子でも楽しめるエリア
アドベンチャーリバー ”Adventure River”
園内をぐるっと取り巻く流れるプール。
各ポイントで出入口があり、どこから入っても、どこから出ても自由。
水槽の中を横から、下からじっくり眺めたり、トンネルを探検したり。
途中途中、水が降ってくるアトラクションもある。
ものすごい狙い撃ちされるな、すごいAIだな、と思って見上げたら、設置されているウォーターガンをこちらに向かって撃ちまくってくる見知らぬ子が……。プールの上に橋があり、そこにウォーターガンご自由にどうぞ、と置かれている感じ。もちろんその後、流れるプールを楽しんでいる見知らぬ人に向かってちょっと打ってみた。誰も怒らないのが最高。
ブルーウォーターベイ ”Bluwater Bay”
奥から波が出るプール。
手前側は穏やかな波打ち際、と思いきや、奥に行けば行くほど激しい波に翻弄される。
小さい子供はライフジャケット必須と感じる。
浮かんでいるだけで、水の力を実感する。
122㎝以下の子供は大人の同伴必須。
ビッグバケットツリーハウス ”Big Bucket Treehouse”
満杯のバケツがひっくり返って、大量の水が降ってくるツリーハウス。
上にあるスライダーは止まらずに滑ると非常に勢いがつくが、うまく滑れずに止まっている方も多々。笑
この他にも、失敗すると水に落ちるスプラッシュワークスなどのアクティビティなど、園内随所にアトラクションが設けてあるので一日満喫できる。
プールと海、一粒で二度美味しい!
前述したアトラクション満載のプールに加え、”海”も体験できるのが、当パークの醍醐味。
なかなか小さい子供にとって海でシュノーケリング体験をする機会はないため、安全安心にできるこちらは非常におすすめ。
- レインボーリーフ ”Rainbow Reef”
こちらはシュノーケリング体験ができるエリア。
ここのプールは海水になっている。当エリア専用のライフジャケットと専用ゴーグルを借り、水の中へ。慣れていない子供は、事前に水が鼻や目に入らないかしっかり確認してあげてほしい。
プール内を1周して約5~8分程度、色とりどり2万匹以上の魚に出会える。
107㎝以下の子供は不可。107~122㎝の子供は大人の同伴必須。
※我が子2人のうち、5歳児は体験できたが、3歳児は身長が足りず断念。
プールの外側で著者と一緒にしょんぼり待っていたところ、ライフセーバーのお兄さんが、ここまで入っていいよと魚がみえる位置まで誘導してくれた。優しい! - レイベイエンカウンター ”Ray Bay Encounter”
エイのいるプールに入って、エサやりやエイに直接触る体験ができる。
1日のうち、11時、13時、15時と時間枠が決まっており、予約が必要。
こちらを体験したい場合は、入場料+レイベイエンカウンターがセットになったチケットを購入する必要がある($60/人)。
107㎝以下、5歳未満の子供は不可。
プールと海、1度で両方の美味しいところを体験できる施設は、他ではあまり見ない。
セントーサ島に行くのであれば、ぜひ。
アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークの詳細情報
以下に、当パークの情報のまとめ。
開園時間 | 10:00~17:00 ※16:45にはアトラクションが入場不可に |
アクセス | ケーブルカー、モノレール、バス、車、徒歩など モノレールの場合 地下鉄(MRT)でハーバーフロント駅まで行き、 ビボシティ(ショッピングモール)3階からモノレールに乗車。 リゾートワールド駅下車、徒歩8分。 |
地図 | クリックするとGoogleマップが開きます |
公式HP | クリックするとサイトが開きます |
入園料 | 大人 $40/人 子供 $32/人 ※複数のアトラクションのエクスプレスパスや、 園内のカバナ(個人テント)の利用がセットになった券もある。 KlookやTrip.comなどのサイトからは、Glab(配車アプリ)の 割引券とセットになったお得なチケットも購入可能。 |
※エクスプレスパスの購入について
著者の訪問時は前述の通り土曜日の午後だったにもかかわらず、非常に人が少なく、エクスプレスパスを購入していなくてもほとんど待ち時間がかからなかった。すべてのアトラクションの待ち時間は0分~10分程度。一番長く待ったリップタイドロケットでも10分程度。
事前にリサーチさせていただいたYouTubeでは、購入した方が良いと話す方もいたので、混雑する時期、待ちたくないなど、状況に合わせて購入を検討するのが良いかと思う。
訪れる際の持ち物と注意点
参考までに著者が持って行ったものを挙げる。
- 水着(万が一忘れた場合は園内で購入可能)
- 着替え(シャワールームにはあまりスペースがないため、楽に着れる服がおすすめ)
- タオル(タオルも購入可能だが、1枚$30とかなり高い)
- ビニール袋
- マリンシューズ(履いていない人もいたが、著者はあった方が快適だった)
- カメラを自ら守るホルダーまたは防水カメラ
必要なかったもの
- ゴーグル(アトラクション時には外せと言われるため、プールでもゴーグルをつけて何かをする、という行動はほぼなかった)
- 帽子(あっても良いかもしれないが、行動中には邪魔になる。アトラクションには持ち込み不可)
園内に飲食店はあるので、食べたり飲んだりすることはできる。
マッシュルームのスープが美味しかった。
ロッカーは、一日出し入れ無料で借りられる。大きさは大小2種類。
大は機内持ち込みできるスーツケースが1つ入るかな、というサイズ。
著者が入園した午後には、入り口近くのロッカールームは空きが少なくなっていた。
園内数か所にロッカールームがあるため、メインで遊ぶ場所に合わせてロッカーの場所を決めると良いかと思う。
閉園間際はシャワールームが非常に混雑するので、閉園時間少し前に帰宅する準備を始めるのが正解。
アトラクションは16:45頃から入場不可になっていた。
流れるプールは最後まで浮いている人がいたような……

小さいお子さんがいる方は、カバナというプライベートスペースの利用も検討しても良いかも。別途料金はかかるが、中で着替えもでき、ロッカーもある。タオルの貸し出しもあるためかなり便利。
数が少なくすぐ売り切れてしまうので、早めに事前予約を。
おわりに

今回取り上げたアドベンチャー・コーブの他にもセントーサ島には遊ぶ施設がたくさんある。
先に挙げたオーシャナリウムも含め、
- シンガポール・オーシャナリウム
- ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
- ロイヤルアルバトロス(サンセットクルーズなどのクルージングが楽しめる)
- ロープウェイ(本島とセントーサを結んでいる)
などなど。島内にはホテルもたくさんあるため、ぜひ楽しんでほしい。
回り切れなかった著者の分までぜひ……
最後までお読みいただき、ありがとうございました。