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こんにちは!ジャカルタ在住3年目、2児の母のRinoです。
ちょっとの知識で、日々の暮らしがちょっと楽しくなるようなヒントをお届けしています。
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ジャカルタから飛行機でたった1時間で行ける魅力的な旅行先、ブリトゥン島。
第1弾の「ホテル&基本情報」、第2弾の「感動のアイランドホッピングツアー」に続き、今回は「陸上を車で巡る観光ツアー編」をお届け!
「大きな島だけど、陸上の観光スポットってどうなの?」
「海以外に、わざわざ車で回る価値はあるの?」
そんな疑問を抱く方に向け、実際に巡って分かった「へぇ〜!」と思わず唸る島の雑学や、子連れで巨大な岩場に挑んだリアルな体験談、そして旅の最後に待ち受けていた衝撃のハプニングまで、飾らずにお伝えしたい。
第1弾、第2弾の記事をそれぞれ読みたい方はこちらから。
第1弾 インドネシア旅行―飛行機でたった1時間。ジャカルタ発・週末 ブリトゥン島 旅行の魅力を徹底解剖!
第2弾 インドネシア旅行―ブリトゥン島の青い海と巨大岩の絶景へ!子連れアイランドホッピングを満喫するコツと失敗しないための準備
【ツアー概要】シェラトン発「Belitung Unesco Geo Park Tour」の費用と移動
滞在3日目、我が家が参加したのは宿泊先のシェラトンホテル経由で手配したプライベート車ツアー「Belitung Unesco Geo Park Tour」。
- ツアー時間:9:00〜14:00(約5時間)
- かかった費用:家族4人(大人2人、未就学児2人)で 合計1,615,000 Rp(約1万6,000円)
※大人1人 1,500,000 Rp + 追加大人1人 125,000 Rp。未就学児2人は無料であった。
専属の車とガイドさんがつくプライベートツアーのため、子どもの体調やペースに合わせて自由に立ち寄り時間を調整できるのが最大の魅力である。小さいお子さん連れの家族にはぜひおすすめしたい。
ツアーの流れ
全体の流れとしては、ホテルを出発した後、以下の場所を巡った。
- ユネスコジオパークの展示場所(ブリトゥン島内にあるジオパークの紹介)
- 市内のおすすめコーヒーショップ(OS Kong Djie Coffee Shop)
- カオリン湖
- ジオサイト(Geosite Hutan Granit Bukit Peramun)
- ビーチ
ユネスコに登録されているジオパークはインドネシア国内だけでも15か所もある。
「Belitung Geo Park」もその一つ。
ちなみに著者が訪れたことのあるラジャアンパットもおすすめ。

【耳より情報】英語ガイドよりBahasa!現地語一言で情報量が10倍になった話
ホテルから用意されたガイドさんは、一応「英語ガイド」という名目であった。 しかし、いざ車が走り出してみると、英語での解説はどこかぎこちなく、言葉少なめな印象を受けた。
そこで、著者が知っているインドネシア語(Bahasa Indonesia)で話しかけてみたところ、状況が一変した。 ガイドさんの表情が一気に和らぎ、「待ってました!」と言わんばかりのマシンガントークで、島の歴史やローカル情報を怒涛のように語り始めてくれたのだ。
もちろん半分くらいはわからなかった!笑
でもわからない顔をすると、そこは英語で説明しようとしてくれたり。
実は「英語ガイド」と謳っていても、普段はローカル同士で話しているガイドさんも多い。
完璧な文法でなくても、こちらからBahasaで一言二言話しかけるだけで一気に壁が崩れ、得られるローカル情報の密度が10倍にも跳ね上がる。ジャカルタ生活でも感じるが、現地語のちょっとした積極性は旅の楽しさを何倍にも広げてくれる。
なぜ真っ白とエメラルドグリーン?「カオリン湖」の正体
ツアー中のハイライトともいえるのは、真っ白な地表と澄み切った青い水面のコントラストが目を見張る「カオリン湖(Danau Kaolin)」。

「南国の島になぜこんな人工的な美しさの湖があるのか?」
と不思議に思ったのだが、実はここ、天然の湖ではないそう。
高級陶器や紙の原料となる白土「カオリン(Kaolin)」の採掘場跡地なのだそう。
かつて鉱山として掘り返された土地に雨水が溜まり、残った白土の成分(粘土鉱物)が光を反射することで、このような絵の具を溶かしたかのような乳青色に見えるという。
自然の造形美と産業の歴史が偶然生み出した、知ると納得のスポットである。
ガイドさんの説明ではきちんと理解できなかった部分もあり、後で調べた結果である。
事前に調べてから行けば、もっと現地で感動できたのかもしれないと思いつつ、これはこれで。
ただし、身体にはあまりよくないそうなので、湖には近づくことはできなかった。
豆は採れないのに喫茶店だらけ?ブリトゥン島独自の「コーヒー文化」
次に案内されたのは、地元でも有名な伝統の老舗コーヒーショップ。
OS Kong Djie Coffee Shop(コンジエ?)

ここで一つ素朴な疑問が湧いた。
「インドネシアといえばコーヒーが有名だが、ブリトゥン島でもコーヒー豆が採れるのだろうか?」と。
ガイドさんに尋ねてみると、驚いたことにブリトゥン島自体はコーヒーの産地ではないという(豆は主に隣のスマトラ島などから仕入れている)。
では、なぜ豆も採れない島でこれほどコーヒーが有名なのか?
その理由は、19世紀から始まったスズ鉱山の歴史にあるそう。
かつて過酷な肉体労働に従事していた鉱山労働者たちが、仕事終わりに安く喉を潤し、情報交換をする場として「Warung Kopi(喫茶店)」が島中に広がったのだとのこと。
東ブリトゥンのマンガルという街は、今や「1001の喫茶店がある街」と称されるほどである(※こちらについては話を聞いただけなので確かな情報ではない)。
ネルドリップのような布フィルターで何度も高い位置から湯を入れ替え、濃く抽出する独特のスタイル。鉱夫たちの歴史に思いを馳せながら飲む一杯は、味わい深いものがあった。
ちなみに、メニューはこちら。
ミルク入りのコーヒーが一番おすすめと言われ、頼んだら練乳入りの甘いコーヒーだった。確かに疲れが取れる一杯と言えるかもしれない。

ノーマルなコーヒー1杯ホットで13.000Rp、アイスでも20.000とお手頃価格。
「Kopi Susu」がおすすめだそう。
巨大な「双子岩」へ!歩いて登る、ブリトゥン島で出会える癒される景色
今回の陸上ツアーの2つめのハイライトが、ゴツゴツとした巨大な花崗岩が連なるエリアでの「双子岩登り」。

この岩までたどり着くのに、山道を十数分歩かなければならない。途中までの道は木の板で作ってあり、階段もある感じの、ちょっとしたハイキングだった。
実際に岩の足元に降り立ち、岩山に触れることもできる。
周囲に広がる森と遠くに見える青い海、目の前に迫る巨岩のスケール感は圧巻であった。
ただし、小さい子ども連れの場合は足元に少し注意が必要だ。 ゴツゴツとした不規則な岩肌を踏みしめて歩くため、足場は決して良くない。我が家の3歳児は、「まだ登るの〜?」と少々文句を垂れつつも、なんとか自分の足で登り切ることができた。
ツアーガイドさんは、事前にハイキングっぽい感じになるけど大丈夫か?と確認を取ってくれた。
普段ジャカルタのモールなどでベビーカー移動に慣れているお子さんの場合、このゴツゴツした足場はかなりハードに感じるかもしれない。抱っこで登るのも滑りやすく危険なため、歩きやすいスニーカーを履かせ、しっかり手を繋いで登ることをおすすめする。

車移動と子連れ旅の注意点(トイレ・道中の野生のサル・お土産事情)
子連れで陸上ツアーに参加する際のリアルなポイントもまとめておく。
- 快適な道路とサプライズ: 島内の道路はほぼ渋滞がなく、車移動自体は非常にスムーズであった。道中のジャングル沿いで野生のサルを発見し、子どもたちは「あ!サルいた!」と車内で大はしゃぎであった。
- トイレは「行ける時に行く」が鉄則: 長距離の車移動になるため、カフェやホテルを出るタイミングで必ず子どもをトイレに行かせておくのが鉄則。
- お土産事情: 正直なところ、島内では「どうしてもこれが買いたい!」と思えるような魅力的なお土産ショップには出会えなかった。景観と雰囲気を楽しむ場所と割り切るのがスマートだ。
【最後の洗礼】レストランすらない空港で「飛行機が6時間遅延」!待ち時間を乗り切る知恵
ツアーを終え、大満足で帰路につくはずだった我が家。
しかし、旅の最後にインドネシア旅最大の洗礼が待っていた。
なんと、ジャカルタ行きの帰りの飛行機が6時間以上も大幅遅延したのだ。
しかもブリトゥン島の空港は、大きな売店やレストランすら存在しない非常にコンパクトな空港。コンビニもなく、こぢんまりした待合室で家族4人、途方に暮れることとなった。
水を売っている小さな売店はあったものの……という空港内。
しかも「遅延している」という情報のみで、いったいいつ飛行機が来るのかさっぱりわからず。
空港から出ることもできず。
インドネシアの旅にハプニングはつきもの。「まあいっか、なんとかなるさ」と腹をくくり、持参していたカードゲーム(UNOやブロックス)を家族で遊び倒して時間を潰した。
途中、飛行機会社(?)から乗客全員にお弁当が配られた。
ご飯とフライドチキンが入っている簡単なモノだったが、お腹が空いていたのでありがたかった。
予定通りにいかないハプニングすらも面白がり、家族で笑い飛ばす心構えこそが、海外生活や旅を120%楽しむ一番の秘訣だと痛感した瞬間であった。
ちなみに、やっと飛行機が到着した瞬間。
待合室で待っていた乗客数十人くらいが一斉に立ち上がって拍手を始めた。
ものすごく気持ちわかる!と著者も思わず全力で拍手。
全く知らない人々なのに、嬉しい気持ちを分かち合えるなんとも言い難い瞬間だった。笑
ドライバーさんとの距離が縮まる!実践Bahasa選
車ツアー中、ガイドさんやドライバーさんと会話を楽しむのに役立ったインドネシア語をご紹介する。
- 「Berapa jam ke sana?(ベラパ ジャム ク サナ?)」
あそこまで何時間かかりますか? - 「Ada toilet di dekat sini?(アダ トイレット ディ デカッ シニ?)」
この近くにトイレはありますか?(子連れ必須のフレーズ!) - 「Wah, indah sekali!(インダー スカリ!)」
すごく綺麗ですね!(絶景を見た時に言うと喜ばれる) - 「Terima kasih banyak, pak!(テリマカシ バニャッ、パッ!)」
運転手さん、本当にありがとうございました!
「Pak」は大人の男の男性に呼びかける表現でよく使う。話しかける際にも。 - 「Tolong ambil foto?(トロン アンビル フォト ヤ)」
写真を撮ってくれませんか?
ほんの少し話せるだけで、かなり相手の印象が変わるのは著者の今までの経験上、間違いない。
ぜひ少しずつでもいいのでバハサで話しかけてみることをおすすめする。
観光客の多い島なので、とても愛想よく受け答えしてくれる人が多いと思う。
おわりに(海と陸の満足度バランス&おすすめ滞在プラン)
前日のアイランドホッピング(海ツアー)で生ガキを食べたりウニを獲ったりとダイナミックに泳ぎまくっていた我が家にとっては、陸上ツアーは「へぇ〜、面白いね!」という少し落ち着いた感想になったのも正直なところ。笑
ブリトゥン島は「海」と「陸」で全く違う表情を見せてくれる。
- 海メインでサクッと楽しみたい場合:2泊3日で十分大満足できる。
- 陸のジオパークや歴史スポットもじっくり巡りたい場合:移動時間を考慮して 3泊4日以上 でゆったり予定を組むのがおすすめ。
行きたい場所や家族の好み(海派か、陸観光派か)に合わせてスケジュールを調整すると、より満足度の高い旅になると思う。
ジャカルタからたった1時間で行ける最高の離島、ぜひ次の週末旅行の候補にしてみてはいかがだろうか。
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