※2026年9月時点
《まだ知らないインドネシアがあった。秘境・ラジャアンパット3部作 第3弾》
こんにちは!ジャカルタ在住3年目、2児の母のRinoです。
ちょっとの知識で、日々の暮らしがちょっと楽しくなるようなヒントをお届けしています。
→著者プロフィールはこちら
ジャカルタで暮らしていると、カレンダーを見ながら
「次のレバラン(大型連休)や年末年始の旅行、どこに行こうかな……」
と悩む時期がある。
モール巡りやメジャーなリゾートも良いけれど、「ジャカルタに住んでいる今だからこそ、子どもと一緒に一生忘れられない本物の大自然を体感したい!」
そんな方に全力でおすすめしたいのが、インドネシアが誇る奇跡の海。
「ラジャアンパット(Raja Ampat)」でのアクティビティ体験!
3部作の完結編となる第3弾の今回は、3日間の絶景ツアー、野生のマンタや巨大ウミガメとの出会い、ホテルでのサンゴ育成体験。そして、子連れでも安全に楽しめた理由と必須の持ち物まで、熱量たっぷりでお届け!

第1弾、第2弾の記事はこちらからどうぞ。
子連れでの参加はできるのか⁉
さらに今回は、6歳と4歳の子どもを連れての参加であった。
「子連れでラジャアンパットのツアーに参加できるのか」
「小さな子どもでもシュノーケリングを楽しめるのか」
と気になる方も多いと思う。
我が家の子どもたちは、プールでの経験があり、一人で20m程度なら、息継ぎをしながらなんとか泳げる程度。シュノーケリング経験は、これまでにコモドとバリで1回ずつ、計2回である。
決して海の経験が豊富な子どもたちではない。
そんな二人と一緒に過ごした3日間のツアーで、実際にどのような場所へ行き、どんなサポートがあり、何を持って行ったのか。
ラジャアンパットを家族旅行先として検討している方の参考になればと思う。
- ラジャアンパットのツアーは、毎晩「明日どこへ行く?」から始まる
- 3日間で巡った、ラジャアンパットの忘れられない場所
- ミオスクン Mios Kun Point|海に入った瞬間から広がる水中世界
- イェンブバ Yenbuba Jetty|魚の群れに囲まれるシュノーケリング
- サワンダレック Sawandarek Jetty|子どもと一緒に楽しめた場所
ラジャアンパットのツアーは、毎晩「明日どこへ行く?」から始まる
私たちが滞在したホテル「カテンベ(Katembe)」では、ツアーの行き先があらかじめ固定されているわけではなかった。
毎晩の夕食時、スタッフが宿泊客に翌日の希望を聞き、それぞれのリクエストをもとに行き先を調整していくスタイルである。カテンベ流なのだろうか……
「ピアネモに行きたい」
「シュノーケリングを中心にしたい」
といった希望を伝えると、その日の宿泊客の希望や行き先を考慮しながら翌日のツアーが組まれていく。
我が家は、到着した日に希望を聞かれ、「ピアネモに行きたい」と伝えておいたところ、他の宿泊客との兼ね合いで、3日目に組み込んでもらうことができた。
全ての宿泊客が同じ場所に続けていくことがないように、スタッフが調整してくれていた。
とても斬新、かつアットホームなスタイルだなと感じた。
もちろん、ここにもう一度行きたい、という希望も叶えてくれる。
宿泊者の希望を聞いて行き先を調整
あらかじめ決められたツアーに参加するというより、その日に宿泊している人たちの希望を聞きながら翌日の予定が決まっていく。
このアットホームな仕組みは、ラジャアンパットという場所にもよく合っていると感じた。
もちろん、天候や海況、ボートの状況などによって、希望通りにならない場合もある。
むしろ海の潮の干満や前日の情報などを考慮して、その日に行くべきスポットを探してくれている様子も見られた。
海を移動する旅だからこそ、「絶対にこの場所へ行く」と予定を固めすぎず、その日の状況に合わせて楽しむくらいの気持ちがちょうどよい。
同じタイミングで泊まった宿泊客の中には、2週間以上をこのホテルで過ごしているご夫婦もいた。
「何度か同じスポットを回っているが、行く度に新しい出会いがあっておもしろい」
と話してくれたのが、とても印象に残っている。
ツアーの代金は参加人数によって変動する!
ただし。
注意点としては、ツアーの内容によって金額が変わるということ。
ツアーの行先に応じた金額を、その日の参加人数で割った額が後で請求される。
我が家は事前に調べた時の金額を満額払うのだと勝手に想像していたため、人数割りになるよ、と聞いて万歳していた。笑
例えば、ピアネモツアーの場合、8.000.000Rpが1ボート代。
参加者は大人が6名、子どもが2名。子どもは1人分を大人料金の半額のみとのことだったので(4歳は無料)、我が家の場合は大人2名分と子ども1名分、合計大人料金2.5人分を支払い。
実際の金額としては、約3.000.000Rpと少し。
カリビルツアーの場合、6.000.000Rpで、参加者が多かったため、1.500.000Rp程度だった。
サワンダレックツアーの場合、4.500.000Rpとのことだったが、複数のスポットを組み合わせて回ることもあるそうなので、事前に確認しておいた方が良いかもしれない。
我が家としては嬉しい誤算だが、最初からある程度の参加人数を見込んで参加して、実際の参加がいなかった場合、全額負担になるので注意したい。
バードウォッチングなど、海に行かないツアーも開催しており、連日海のツアーで疲れた際は、こちらを選んでも良いと思う。大人1名で約500.000~600.000Rpとのこと。
ボートはシュノーケリング組とダイビング組に分かれる
ホテル所有のボートは2台。
大きくシュノーケリング組とダイビング組に分かれていたが、行き先によっては乗り合わせることもあった。
そのような場合でも、船長がシュノーケリングとダイビングの双方が楽しめるポイントを選んで船を止めてくれた。
同じ場所へ行っても、海の中で見る景色は人によって違う。
シュノーケリングをする人も、ダイビングをする人も、それぞれが楽しめるように調整されていたのが印象的である。
3日間で巡った、ラジャアンパットの忘れられない場所
今回の滞在中、我が家は3日間にわたって異なる場所へツアーに出た。
ラジャアンパットというと、美しい島々と青い海を思い浮かべる人が多いと思う。
しかし実際にツアーへ参加してみると、展望台から見る景色、海の中の世界、ジャングルに囲まれた水路など、場所によってまったく異なる表情がある。
ピアネモ|ラジャアンパットを象徴する景色へ
ラジャアンパットを代表する景色の一つが、ピアネモである。
ボートを降りた後、階段を登って展望台へ向かう。
正直なところ、6歳と4歳の子どもを連れているので、階段は少し大変かもしれないと思っていた。
ところが、実際には拍子抜けするほどあっさり。
二人とも文句を言うこともなく、すんなりと登り降りしていた。
もちろん子どもの体力には個人差があるが、我が家の6歳と4歳にとっては、特に問題のない階段だった。

一方で、現地では2〜3歳くらいと思われる子どもを抱えて階段を登っている家族も見かけた。
小さな子どもを連れて訪れる場合でも、抱っこなどを前提にすれば、年齢だけで諦める必要はなさそうである。
そして、階段を登り切った先に広がっていたのが、エメラルドグリーンの海と点在する島々の景色である。
写真で見たことのある景色であっても、実際にその場所に立つと、海の広がりや島々の距離感はまったく違って感じられる。

インドネシア紙幣にも登場する名所
実はこちら、インドネシアの100.000Rpのお札に印刷されている風景。
著者もラジャアンパットに行って、初めて、
「あ!ここか!なるほど~」と納得。
ちょっとした感動を味わえる一瞬。

ミオスクン Mios Kun Point|海に入った瞬間から広がる水中世界
今回のシュノーケリングで特に印象に残ったポイントの一つが、ミオスクン(Mios Kun Point)である。海に入ってすぐ、視界の中に魚やサンゴが広がる。
シュノーケリング経験がまだ2回しかない子どもたちにとっても、海の中は十分に興味を引かれる世界だったようである。
実際に泳いだ時間は1時間程度だったように思う。
海に入った瞬間、目に飛び込んでくるのが色とりどりのサンゴ。
その合間を縫うように泳ぐ魚、魚、魚。

子どももすぐ自分のそばをひゅ~と通り過ぎていく魚に大興奮。
触ろうとしてはスルッとかわされ、追いかけるというはしゃぎっぷり。
海の中、シュノーケリングマスクをつけている、というような感覚、息のし辛さを意識する暇もなく、海のとりこになっていた。もちろん大人の我々も。
イェンブバ Yenbuba Jetty|魚の群れに囲まれるシュノーケリング
もう一つ強く印象に残っているのが、イェンブバ(Yenbuba Jetty)である。
桟橋周辺の海に入ると、魚の数に圧倒される。
水面から海の中を覗いているだけでも、次々と魚が視界に入ってくる。
「魚を見るために海へ入る」というより、魚たちがいる場所にこちらが入っていくような感覚である。

サワンダレック Sawandarek Jetty|子どもと一緒に楽しめた場所
Sawandarek Jettyも、今回のシュノーケリングで印象に残った場所の一つである。
ラジャアンパットでは、一つのポイントだけでなく、その日のツアーの流れに合わせて複数の場所を巡る。同じシュノーケリングでも、ポイントによって見える景色が変わるため、「次は何がいるだろう」と楽しみながら海に入ることができた。

上の写真は、ツアー途中でとても魚が豊富にいると紹介されたシュノーケリングスポット。
ラジャアンパットの点在する小さい岩島の一つで、海に潜って岩の下をくぐった先に豊かな生態系が。せーので潜って、突き出ている岩をくぐる体験は、ちょっとした冒険のようでスリルが味わえた。
この岩の下にどんな世界が広がっているかは、実際にご自分の目で確かめてみて欲しい。
本当に素敵な光景に出会える。
ここは波が強いので、子どもはボートの上でお留守番だったが……ちょっと残念。
パッセージ The Passage|海だけではない、ラジャアンパットの秘境
ラジャアンパットのツアーで印象に残ったのは、海の中だけではない。
パッセージ(The Passage)では、ボートに乗ったまま静かな水路へ入っていく。
左右には岩肌とジャングルの緑。
開けた海を走るボートとはまったく違う景色の中を、細い水路に沿って進んでいく。
右に左にとボートを操って進む先には、次々といろんな島が出てきては過ぎていく。
子どもも大人も一つ曲がる度に、感嘆のため息。
顔に当たる風が心地よく、肺一杯に空気を吸い込む幸せを味わえる。

ラジャアンパットというと、どうしても「美しい海」「シュノーケリング」「ダイビング」というイメージが先行する。
しかし、こうした地形そのものを楽しめる場所があることも、この旅の面白さだった。
マンタ、ウミガメ、イルカ。予定にはなかった出会い
ラジャアンパットのツアーで忘れられないのが、野生の生き物との出会いである。
海の中では、これまで見たことのないほど大きなウミガメに遭遇した。
「今まで見た中で一番大きい」と感じるほどのサイズで、海底を悠々と泳いでいく。

ナポレオンフィッシュも印象的だった。
人間をそれほど怖がる様子もなく、泳いでいる間、かなり近くを並走してくれた。
とにかくおでこがキュート。
そして体の大きさは我が子と同じかそれ以上、という圧倒的迫力。
ガイドさんによると、あまり人を恐れず、近くを悠然と泳いでくれるそう。
そして、驚きは海の中だけではなかった。
ボートで移動している途中、「あれ、何だろう」と海を指すと、船長がすぐにボートを寄せてくれる。
そこにいたのが、イルカや小さなクジラの群れだった。
もちろん野生動物なので、毎回見られるわけではない。
だからこそ、偶然出会えた時の興奮は大きかった。
水面近くで宙返りするマンタ
そして、今回の旅で最も印象に残った生き物の一つがマンタである。
巨大なマンタが水面近くでくるりと宙返りする姿を、かなり近い距離で見ることができた。
ぐわんっと力強く返る様は、まるで海面そのものが返っていくような迫力だった。
少しだけ海面から出る口が開く様子も見えた。
海の中で泳いでいる姿とはまた違い、水面近くを優雅に舞う姿はしばらく目に焼き付いて離れなかった。

ただし、マンタやイルカなど野生動物との遭遇は、その日の海況やタイミングによる。
「見に行けば必ず見られるもの」ではなく、あくまで私たちが滞在した時に出会えたものとして紹介したい。
実は著者、コモド島でもマンタの群れをシュノーケリングで見たことがある。
その時も自分の真下を群れが泳いでいく様を見て、大きさに驚いた。
今回は海の中を泳ぐマンタではなく、海面に上がってきたマンタの大群だったので、その大きさに圧倒された。自然の偉大さに少し背中がぞわっとしたのも事実。
子連れでも参加できた理由|海の中でのガイドのサポート
今回、ラジャアンパットへ行く前に最も気になっていたのが、子どもたちのシュノーケリングである。
6歳と4歳。
二人ともプールでは泳げるが、一人で20m程度泳げるくらいである。
シュノーケリング経験も、コモドとバリでそれぞれ1回。決して経験豊富とは言えない。
それでも、実際に参加してみると、想像していたよりずっと安心して楽しむことができた。
その大きな理由が、海の中でのガイドのサポートである。
私たちが参加したツアーでは、ガイド兼案内役に加えて、シュノーケリングをサポートするガイドが同行していた。
海に入ると、子どもを引っ張ってくれたり、手をつないで魚のいる場所まで案内してくれたりした。
そのため、子どもたちは全く怖がることなく、魚を見ることに夢中になった。

「あっちにいる!」と言いたいのだろうが
「むむ~ふー!ふー!(ママー!いーたー!的な?)」
とシュノーケリングマスク越しに声にならない声に。
逆に、一生懸命発見を伝えようとしてくれたのがわかって、思わず笑顔になってしまう。
そんな賢明さを見るたびに、連れてきてよかったと思った。
大人はスキンダイビングを全力で楽しめた
子どもたちのサポートをしてもらえたことで、親も自分の時間を楽しむことができた。
シュノーケリングマスクをつけたまま、少し深く潜ってみたり、魚を追いかけたり。
子どもの安全が確保されているという安心感があるからこそ、大人も海を楽しむ余裕が生まれた。
船長も非常に気さくで、移動中には「カントリー・ロード」などの音楽を流してくれた。
「もう少しシュノーケリングする?」と聞かれれば、当然のように全員が「YES」。
時間を細かく気にすることなく、その時に一番楽しめることを続ける。
そんな時間が心地よかった。
雨の時の対応
急に午後から雨が降り出してしまった日。
一つのシュノーケリングスポットで、シュノーケリングを楽しんだ後の、昼食を桟橋で食べようか、というタイミングだった。
ひとまず、お腹は空いているので、みんなでボートの中でお弁当を食べる。
その後、空を見ていた船長が、
「次のスポットはこの強い雨だと上手く見られないだろう」と説明。
がっかり、をまさに全員が顔で表していたのだろう、そんな我々を見て
「雨だから、すぐホテルに帰ってもいいけど、今のスポットでならもう少しシュノーケリングをしていってもいい」
と付け加えてくれた。
他の宿泊客の皆さんは、子連れの我々を一番に心配してくれたが、我が子達は大人の心配をそっちのけで「潜る!」と。
おもしろかったのが、雨が降り出して急に気温が下がったため、ボートの上が寒くなってきたのに対し、”海の中にいる方が、暖かかった”、という経験。
「ママ!海の中が温かい!」と、子どもも体で感じていた。
ツアー客全員、みんな温かい海の中で過ごしたがり、誰も海の中からボートに戻らず、そのまま延長で同じシュノーケリングスポットで1時間半ほど経過。
船長も戻ってくることのないみんなを急かすこともなく、雨でも楽しい時間を過ごすことができた。
旅の思い出が続く、サンゴ育成プログラム
ツアーの合間には、滞在したホテルでサンゴ育成プログラムにも参加した。
海の中で既に折れてしまったサンゴをスタッフが事前に拾い集めて用意しておいてくれた。
その欠片を親指大の大きさほどになるまで、金づちで細かくする。
専用の金属フレームに一つずつ固定し、それをホテル前の海へ沈める。
子どもたちも、自分たちが作業したサンゴがこの先どうなるのかに興味津々だった。
叩くとサンゴの割れ目からねばねばの液がでてきて、子どもたちも楽しそうだった。
早く海水に戻してあげないと、サンゴの調子が悪くなってしまうと聞き、親は子どもが叩いた後のサンゴを一生懸命集めて、海水の入ったバケツへ投入する作業。大忙し。

旅の後のさらなるお楽しみ
このプログラムで特に嬉しかったのが、旅が終わってからもサンゴの成長を確認できたことである。
3カ月後に成長したサンゴの様子を写真で撮影し、Google Driveで共有してくれた。
旅の途中で植えたサンゴが、その後どうなったのか。
帰宅してからも家族で思い出せる仕組みは、単なるアクティビティとは違う魅力があった。

こちらが、サンゴをフレームに括り付けた後、海の底に沈めた時の写真。
まだ切り口が白く新しいのがわかるかと思う。

上の写真が、ホテルから5月末頃にGoogleドライブで共有してもらえた写真。
サンゴの育成体験をしたのが3月末なので、約2か月後。
色も前より鮮やかになり、数センチほど大きくなっているような印象を受ける。
またタイミングを見て写真を共有してくれるそう。
子どもたちと一緒に、
「あ、大きくなってる!あの時はこうだったよね」
「また行きたいね」
と笑いあえる時間が、旅の後も続いている。
実際に行ってわかった、ラジャアンパットのツアー事情
ここからは、これから訪れる方が気になるであろう、少し現実的な話である。
ツアーは朝8時、ホテルの桟橋からスタート
私たちが参加したツアーは、朝8時にホテルの桟橋へ集合して出発するスタイルだった。
朝食を済ませ、必要なものを防水バッグに入れて桟橋へ向かう。
朝の海からボートで出発する時間そのものが、すでに旅の始まりという感じである。
終了時間はツアーの内容によって異なった。
私たちが参加したツアーは、ほとんどが昼過ぎから15時頃までに終了した。
ただし、これは私たちが参加したツアーの実績、行き先や海況によって変わると考えておいた方がよい。
ランチは島やボートの上で
ツアー中の昼食は、ホテルで用意されたお弁当だった。
島に立ち寄って食べる日もあれば、ボートの上で食べることもある。

普段の食事とはまったく違う環境で食べる昼食は、それだけでちょっとしたイベントになる。
海を眺めながら飲むコーヒーやスナックも、驚くほどおいしく感じた。
ただし、子連れの場合は、お弁当だけでなく子どものおやつを多めに持って行くことをおすすめしたい。
海で遊ぶと、思っている以上に体力を使うからである。
トイレは事前に知っておきたい
秘境でのツアーなので、トイレ事情は都市部の旅行とは大きく異なる。
無人島に立ち寄る場合、簡易的なトイレがある場所もあった。
ただし、トイレットペーパーが用意されていない場合もある。
ティッシュは自分で持参しておいた方が安心である。
また、シュノーケリングポイントを移動している間は、一般的な観光ツアーのように、いつでもトイレへ行ける環境ではない。
というか、大海原しかないのでご想像の通りだと思う。
船長に伝えると、途中で船を止めてくれて、そのまま海に入る。
しばらくたったら戻ってくるという感じ。
周りに海しかない非日常で、あまり気にならなかったというのが、正直な著者の感想。
こうした不便さも含めて「秘境への旅」である。
事前に知っていれば、それほど困ることではない。と著者は思う……
ラジャアンパットのツアーに持って行ってよかったもの
3日間のツアーを経験して、実際に持って行ってよかったものをまとめる。
防水バッグ|20〜30L程度がおすすめ
これはかなり重要である。
我が家は15Lの防水バッグを持参したが、家族分のタオルや着替えを入れると満杯になった。
他の宿泊客が使っていた20L程度の防水バッグの方が、使いやすそうだと感じた。
ボート移動中は水しぶきがかかるため、濡らしたくないものをまとめて入れられる防水バッグは必須だと思う。
子どものおやつ|多めに持って行く
今回、意外と重要だったのがおやつである。
海で泳ぎ、ボートで移動し、また海に入る。
子どもにとってはかなり体力を使う一日になる。
そのため、普段の外出よりも多めにおやつを用意しておいた。
シュノーケリングスポットからスポット、観光スポット、とボートでの移動がメインになる。
その移動の度に、著者は子ども達から
「お腹が空いた」と言われ続けた。
朝ごはんは満腹になるまで食べてからツアーに参加したものの、海で泳ぐという状況は想像以上に子どもの体力を奪ったよう。
こまめにおやつをあげることで、子どもも大人と変わらない工程を最後までしっかり楽しめた。
もちろん途中、ボートの揺れをものともせずにお昼寝もしっかりしていた。
実際に持って行ったおやつを例に挙げると以下の通り。
・たまごボーロ(手が汚れない)
・リッツ(エネルギー補給になる)
・茎わかめ(塩分が嬉しい)
・ヨーグレット(手軽に口に入れられる)
・ホテルでもらったパン(途中魚のエサにも。ものすごい勢いで小魚に囲まれる)
日が照るとかなり暑くなるので、チョコレート類や劣化しやすいモノは避けることをおすすめする。
ペットボトルのお水はホテル側(ツアー側)で十分な量を用意してくれるため、いらなかった。ジュースなどはないので、欲しい方は持っていく必要がある。ただしホテル外では冷やせない。
心配な方は事前にホテルやツアー会社に確認すると良いかと思う。
スマートフォン、防水カバー
写真を撮るためにスマートフォンも持参した。
ただし、ツアー中は常に防水カバーの中に入れ、水中へ入る際はボートに置いていった。
ピアネモに登る際は、防水カバーに入れた状態で、首からかけていった。
海の中ではGoProを使用した。
GoProと予備バッテリー
今回の旅では、GoProが大活躍した。
水中で泳ぐ魚やウミガメ、マンタなどを残したいなら、防水のアクションカメラは便利である。
特に家族でシュノーケリングをする場合、海の中で撮った映像が旅の記録として残るのは大きい。
ラッシュガード・マリンシューズ
強い日差しへの対策として、長袖のラッシュガードは役立った。
マリンシューズも、海岸や浅瀬を歩く場面ではあると安心である。
サングラス・日焼け止め
ボートの上では日差しを遮るものが少ないため、サングラスは必須だと感じた。
日焼け止めも忘れずに用意したい。
紫外線がかなり強いのと、海の中に何度も入るため、2時間おきに塗りなおすのが良いと思う。
ティッシュ・ウェットシート
島でのトイレや食事前の手拭きなど、何かと出番が多かった。
特に子連れなら、少し多めに持っておくと安心である。
シュノーケリングマスク・フィンについて補足
荷物を持っていくのが苦でなければ、ラジャアンパットに行く際は自分専用のシュノーケリングマスクを用意していくことをおすすめ。
ホテルで借りることもできるが、かなり高くなる。
著者が訪れた時は1日300.000Rpくらいの値段だったかと。
購入しても300.000~500.000Rpほどなので、購入した方が安く済む。
もちろんかなりの大荷物になるので、それが難しい方は借りるのも選択肢の一つ。旅が快適になる。
ホテルのフィンはかなり長く、しっかりしたつくりで泳ぎやすそうだった。
マスクは持参、フィンは借りる、というスタイルでもOKだと思う。
著者は、事前にデカスロン(decathlon)というジャカルタにあるスポーツ用品店で、シュノーケリングマスクとフィンを両方購入した。
2人の子どもは、日本で購入したシュノーケリングマスクと、デカスロンで購入したマスクをそれぞれ使っていたが、どちらも不便さを感じている様子はなかった。
ただし、日本のマスクをつけている上の子の方が、つけたり外したりする回数は少なかったように思う。フィット感がいいのかも……
おわりに ジャカルタに住んでいる今だからこそ、行ってみたい海
ラジャアンパットへの旅は、決して気軽な週末旅行ではない。
移動には時間がかかり、ツアー中にも都市部の観光地とは違う不便さがある。
それでも、ピアネモから見た島々、Mios Kun PointやYenbuba Jetty、Sawandarek Jettyで見た海の中の世界、The Passageの静かな水路、そして偶然出会ったマンタやウミガメ。
3日間のツアーを終えて振り返ると、一つ一つが強く記憶に残っている。
何より印象的だったのは、6歳と4歳の子どもたちが、想像以上にこの旅を楽しんでいたことである。
ガイドのサポートを受けながら海の中を覗き、「あっちにも魚がいる」と夢中になっていた。
もちろん、子どもの年齢や泳力によって難易度は変わる。
今回の体験をそのまま「どんな子どもでも大丈夫」と一般化することはできない。
しかし、我が家の場合は、事前に想像していたよりもずっと無理なく楽しむことができた。
そして、ジャカルタに住んでいる今だからこそ、この場所へ行くという選択肢がある。
日本からわざわざ訪れるとなると、かなり遠く感じる。
だからこそ、インドネシアに暮らしている今、この海を家族で見に行くのは、十分に価値のある旅だと思う。
ラジャアンパットへの行き方や移動方法について
第1弾!
インドネシア旅行 インドネシア最後の秘境を旅する。ラジャアンパット、ジャカルタからの完全アクセスガイド
また、今回の滞在で利用したホテルについては、こちらの記事で紹介している。
第2弾!
インドネシア旅行 秘境の島で、どこに泊まる?ラジャアンパットのホテルを実際に選んで泊まってみた
アクセス、ホテル、そして今回のツアー。
この3つを合わせて読むことで、ラジャアンパット旅行を具体的にイメージしてもらえればと思う。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




コメント