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こんにちは!ジャカルタ在住3年目、2児の母のRinoです。 ちょっとの知識で、日々の暮らしがちょっと楽しくなるようなヒントをお届け中。
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常夏の街ジャカルタ。
日々の暮らしの中で、多くの駐在ファミリーが地味に、しかし確実にストレスを溜め込むのが「室内の湿気・カビ・洗濯物の生乾き臭」問題。
「テーブルに置いておいたお菓子がすぐにしけってしまう」
「クローゼットや壁にいつの間にかカビが……」
「部屋干しの洗濯物がなんだか臭う」
渡航当初、我が家もまさにこの湿気トラブルの直撃を受けた。
発狂しそうなほどのストレスを抱えた苦い経験が存在。
今回は、我が家を襲った衝撃の水漏れ&カビ事件から、現在辿り着いた「快適な室内環境を作るインフラ防衛術」までを包み隠さずお伝えしたいと思う。
【体験談】1時間でクッキーが湿気る!?湿度80%超えの恐怖と原因

6Lの除湿機が1日5回満水に!Krisbow(AZKO)の大型除湿機導入
赴任してすぐの頃、とにかく部屋全体が湿っぽく、テーブルの上に食べ物を置いておくと1時間もしないうちに食感が変わってしまっていた。かなり異様な環境。
「このままではマズイ」と感じ、ホームセンターのACE(現・AZKO)で大型除湿機を。
約3.000.000Rp(約3万円)のKrisbow製。
稼働させてみると、部屋の湿度表示は驚愕の80%超え。
貯水容量6Lという大型タンクにもかかわらず、1日に5回以上も満水で停止する事態。
この当時は何度も水を捨てる作業に追われてかなりストレスが溜まっていた。
「ジャカルタの湿気はどれほど恐ろしいのか」と途方に暮れる毎日だったように思う。
クローゼットからポタポタ…原因は天井裏の「エアコン配管水漏れ」
除湿機を導入して約2ヶ月後、決定的な事件が発生。
寝室のクローゼットの上から、突然水滴がポタポタと落下。
見上げると、なんと天井部分から水漏れを起こしている状態。
すぐに修理業者に見てもらったところ。
なんと天井裏を通っているエアコン配管から水が漏れていた!
その周囲一帯が水浸しになっていた事実が発覚。
部屋の湿度が常に80%を超えていた元凶は、天候ではなく「室内での水漏れ」。
配管工事を行ってもらった結果、部屋の湿度は乾季で50〜60%前後まで無事に低下。
テーブルのクッキーが1時間で湿気る悪夢も無事に終了。
ビルマネ(Building Management)への連絡と修理交渉のポイント
アパートで異変を感じたら、すぐにアパートの管理事務所(Building Management / BM)へ連絡し、エンジニア(修理スタッフ)を呼ぶのが鉄則。
最終的に、配管工事費用はもちろんオーナー側負担でタダであったものの、「入居前の点検で気づいてほしかった」というのが本音。
部屋の湿度が異常に高いと感じた際は、配管の水漏れを疑うのが防衛の第一歩。
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【カビ事件】1週間の旅行後に黒カビ大発生!業者噴霧とエアコン清掃のリアル
壁一面のもやもやと小さな虫…恐怖の部屋丸ごとカビ汚染
水漏れの発覚前、1週間ほど旅行で部屋を不在にした際、さらなる悲劇が到来。
帰宅すると、通気の悪い部屋の隅の壁一面に、黒〜濃い緑色のモヤモヤとしたカビが大発生。
さらにそこには不気味な小さな虫の姿まで確認。
あまりのショックと恐怖に、写真を撮る余裕すら失うほどのトラウマ。
白かった壁がなんとなく黒ずんで見え、本当に小さな点々がポツ、ポツと。
最初はなんだろう?くらいだったのが、近づいてよくよく見てみると、動いている。
悲鳴を上げかけ、何とかこらえたものの、恐怖が……笑
結局、エタノールを壁全体に浸すようにしてふき取り、虫はいなくなった。
拭き取ったものの壁紙の色は戻らず、「部屋全体がカビに汚染されているのでは」という強い不安に苛まれる結果に。
もう二度とあんな恐怖は味わいたくないと心から思っている。
業者(Jasa)によるカビ除去噴霧&塗り直し!費用交渉と換気の注意点
その後、すぐにエージェント経由でオーナーに交渉し、専門業者によるカビ除去の薬剤噴霧(Mold Treatment)と壁のペンキ塗り直しを実施してもらうことに(こちらもオーナー負担)。
業者から事前に、当日は「身体に悪いから外に出ていて」と言われるほどの薬剤を撒く作業。
不安から当日は業者の方が来る前に、部屋中の荷物をあっちこっちにと大忙しだった。
特に子供用品や調理器具に霧が触れないように、引き出しやクローゼットの中に厳重にしまう。
作業後はすべての窓を全開にし、サーキュレーターやファンをフル回転。
さらに、ソファカバーやシーツ類を丸洗いする大仕事。
そこまでしなくてもいいよ、と業者にはフォローされたが、気になってしまい、棚から床から全部拭き掃除も実施。
大変ではあったものの、この工程を経てようやく部屋の清潔を取り戻すことに成功。
カビと湿気から家を守る「3つの鉄則」(配管・エアコン清掃・除湿機)
この一連の壮絶なトラブルから学んだ、ジャカルタの家を守る3つの鉄則。
- 湿度が異常に高い時は「エアコン配管の水漏れ」を疑う
- エアコンのクリーニング&フィルター洗浄を頻繁に行う
- 惜しまず「除湿機」を導入して湿度を管理する
この対策を徹底して以降の2年間、我が家の壁にカビが再発することはなくなった。
こちらがジャカルタでも購入できるアルコール入りの消毒剤。
バグス(Bagus)という名前の手指消毒剤。
アルコールは70%濃度で、ライムの香りがする。
日本から持ってきた消毒剤を使い切ってしまった後は、我が家はこれをスプレーボトルに詰め替えて使用している。

【現在の快適空間】除湿機3台のフル稼働と湿度の体感コントロール
シャープ&AZKOの3台体制!部屋ごとの目標湿度(45〜60%)
過酷な試行錯誤を経て、現在の我が家には計3台の除湿機が常時稼働中。
最初に購入した大型のAZKO(Krisbow)製1台に加え、シャープ製の小型除湿機が2台。
実は、この2台はオーナーと交渉して手配してもらった。
現在の湿度は。
広いリビングや主寝室は湿度60%前後、小さめのベッドルームは45〜50%前後をキープしている。
これが正解の数値なのかは正直わからない。
ただし、カビが生えることはなく、病気になることもほとんどないので、良いかなと思いつつ過ごしている。
部屋の広さより大事?我が家が「サイズ感」で除湿機を選んだ理由
除湿機を選ぶ際、一般的には「部屋の広さ(畳数)」や「除湿能力(L/日)」、「電気代」などを考慮するかと思う。
しかし、実際のマンション生活において我が家が最優先したのは。
「大きすぎて生活動線の邪魔にならないこと」。
どんなにハイパワーでも、部屋の通路を塞ぐほど巨大な機器は日々のストレスの元。
我が家では、メインの部屋以外は省スペースで圧迫感のないコンパクトなタイプを選択。
部屋ごとの広さと生活スペースのバランスを考えた「邪魔にならないサイズ選び」が、快適な居住空間を保つと信じている。笑
湿度が上がると部屋が暑い?エアコンと除湿機の相乗効果
除湿機が満水になって一時停止すると、子どもたちが「暑い!」と文句を言い始める。
エアコンをつけているにも関わらず、である。
これは、湿度が上がると体感温度が一気に跳ね上がるため。
エアコンの冷房効果を高めて快適に過ごす上でも、除湿機による湿度コントロールは極めて重要な要素だと思う。
【トラブル対策】タンクに水が溜まらず床が水浸し!?原因は水路の汚れ
除湿機を使っていると、たまに「タンクに水が溜まらず、本体の底から水が漏れて床が水浸しになる」という焦るトラブルが発生。
「故障かな?」
と疑いたくなる。しかし、その原因はフィルターから水タンクへ流れる内部の水路(排水口)の汚れ・ホコリ詰まり。
この水路部分に汚れが溜まると水が正常にタンクへ落ちず、外へ溢れ出してしまう仕組み。
そんな時は、タンクを外し、上部の水路の隙間や穴を綿棒や小さなブラッシングで掃除するのが解決の近道。
詰まりが取れると嘘のように元通りタンクへ水が溜まるため、買い替えや修理を疑う前にぜひ試してほしいお手入れテクニック。
3台のうち1台はタンクについているフタを取り外して使用している。
これもフタをつけたままだと水漏れが発生してしまうため。
たまたまの品質の問題なのか、それともこのモデルの設計の問題なのかはわからないが、我が家は3台中2台がトラブルが起こりやすい。
【外干しNGの洗濯術】生乾き臭とダニを寄せ付けない日常ルーティン

大気汚染で外干しは無理!レノア消臭ビーズで手軽に生乾き臭ゼロへ
ジャカルタは大気汚染の影響もあり、我が家では洗濯物のベランダ外干しは行わず、部屋干しまたは乾燥機の一択。
日光による天日干し消毒ができないため、汗をかいた服の生乾き臭対策は必須の課題。
つけ置き(セスキ炭酸ソーダ)や漂白剤も試したものの、一番手軽で効果を実感できたのが「レノアの消臭ビーズ」を洗濯槽にポンと投入する方法。
手間をかけずに嫌な臭いをカットできるため、日々の洗濯に欠かせない愛用品になりつつある。
上の写真は、「レノア煮沸レベル超消臭抗菌ビーズ Sports」のボトル。
420mlで日本で購入したもの。
洗濯槽に直接投入するタイプで、毎日の洗濯に使用している。
ちなみに。
現地で消臭剤として知られているのが「バイクリン(Byclin)」という製品。
こちらは日本でいうところのハイターとほぼ同様の製品とのこと。
すぐに日本に帰国できない方はこちら、トコペディアで購入できる。
200mlサイズ、500mlサイズ、1Lサイズとサイズ展開も幅広く、値段も手ごろ。
掛け布団は専門クリーニング(1枚100,000Rp)&乾燥機でダニ対策
家庭用の洗濯機に入りきらない薄手の掛け布団は、定期的にランドリー業者(Jasa)へクリーニングを依頼。
費用は1枚あたり100,000Rp(約1,000円)ほどで、3〜4営業日でふかふかになって手元へ返却。
シーツ類は自宅の乾燥機でこまめに熱乾燥させ、渡航1年目は念のため「ダニ捕りシート」も活用。
現在はシートなしで過ごしているものの、乾燥機と専門クリーニングのおかげでダニ被害とは無縁の快適さをキープ。
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【大気汚染・感染症対策】空気清浄機のフィルター交換と我が家の体調管理
トコペディアで買う互換フィルター(160,000Rp)とお手入れ
室内の空気ケアとして、シャープの空気清浄機を2台稼働。 交換用フィルターはTokopedia(トコペディア)にて1枚約160,000Rp(約1,600円)の互換品を定期調達。
日本で交換用のフィルターを購入した方が少し安い気がするが、大きさもあるし、毎回日本から持ってくるのは大変なので、こちらは現地購入している。
ホコリが溜まりやすい外側のネットカバーは、気づいたタイミングで水洗いして清潔を保持。
外の空気が悪いからこそ、家の中のホコリやアレルゲンを減らすお手入れは呼吸器を守る上で大切だとひしひしと感じている。
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季節の変わり目(雨季)のインフル大流行!一番効くのは「睡眠」と「免疫力」
乾季から雨季への変わり目は、ジャカルタ市内でインフルエンザなどの感染症が大流行する時期。
学級閉鎖や休校が相次ぐのもこの季節。
集団生活を送る以上、完全にウイルスを遮断するのは不可能。
過度に神経質になって予防に追われるよりも、我が家で一番大切にしているのは「十分な睡眠時間を確保して身体をリセットすること」。
環境の変化や大気汚染で知らず知らずのうちに体に負担がかかっているからこそ、しっかり眠り、ビタミンを補給して基礎免疫力を高めるスタンスが、結果として家族の健康を守る一番の秘訣。
おわりに|完璧を目指さず、インフラを整えて快適な家作りを
ジャカルタでの室内環境トラブルは、渡航初期の心を折る大きな原因になりがち。
しかし、除湿機を揃え、業者をうまく頼り、日常の洗濯やお手入れのルーティンさえ作ってしまえば、驚くほど快適で安心できる我が家を作ることが可能。
「湿気がおかしいと思ったら配管を疑う」
「除湿機と洗剤の力を借りて無理なく消臭する」
「体調管理は睡眠を最優先にする」
トラブルに直面したときは無理に自分で抱え込まず、アパートの管理事務所やプロのサービス(Jasa)を味方につけて乗り越えてほしい。
この記事が、ジャカルタで暮らす皆さんの家作りと快適な生活の一助となれば嬉しい。



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