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こんにちは!ジャカルタ在住3年目、2児の母のRinoです。 ちょっとの知識で、日々の暮らしがちょっと楽しくなるようなヒントをお届け中。
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ジャカルタ赴任が決まった際、誰もが一度は耳にする「水とお腹のトラブル」。
「水道水で歯磨きしても大丈夫?」
「野菜や米はどこまでガロン水で洗うべき?」
「外食したらすぐにお腹を壊してしまうのでは?」
渡航前は私自身も不安でいっぱいであり、過剰に神経質になっていた時期が存在。
しかし、在住3年目を迎えた今言えるのは、「正しく恐れ、賢く使い分ければ過度に怯える必要はない」ということ。
今回は、我が家が辿り着いたガロン水(この記事では、水道水ではなく購入した水を”ガロン水”と表現)と水道水の境界線、浄水器のリアル、そして日常の自衛テクニックを包み隠さずご紹介。
過度に怯えなくて大丈夫!ジャカルタの水とお腹事情のリアル

1〜2ヶ月に1回のお腹の緩さは「デトックス」?我が家の受容基準
ジャカルタで生活していると、腹痛を伴わない「ちょっとお腹が緩い状態」に遭遇。
私自身、1〜2ヶ月に1回は必ず巡ってくる日常茶飯事の現象。
痛みがなく身体が重くならない程度であれば、もはや「インドネシア特有のデトックス」と捉えて軽く受け流すスタンス。
周囲の駐在ママたちと話していても、同じような基準で捉えている人は多数。
本当に辛い「下痢」の原因(油っこいデリバリー、火鍋、辛い料理)
一方で、年に1〜2回ほど経験する本気で辛い「下痢」。
その引き金となるのは、水そのものよりも「外食やデリバリーの油・強烈な辛み」であるケースがほとんど。
過去にデリバリーアプリ(Grab)で注文した油っこい揚げ物にあたり、数日治らず病院で点滴を受けた経験が存在。
その時の著者のもらった診断結果は「ウイルス感染性胃腸炎(サポウイルス)」。
大人でも容赦なく感染するため、油の古い揚げ物には注意が必要。
食べている瞬間は「美味しいな~」で終わるのだが……
数時間経過すると、お腹に違和感が。
あ、まずいと思っているうちに、トイレに行かざるを得なくなった。
この揚げ物の時は、夕方6時頃に食べた後、夜9時ごろから始まり、12時過ぎまでトイレに入っては出て、入っては出てを繰り返していた。
普段少しゆるくなるのとは違って、この時は痛みがあったので、かなり辛かった。
食べてもすぐにトイレに行きたくなってしまうので、食べるのも嫌になって、結局病院で点滴を打ってもらう羽目に……
皆さんはこんな状態にならないよう、お気を付けを。
また、激辛料理や火鍋を食べた後も高確率でお腹が緩くなるものの、辛いものが大好きなため「緩くなると分かっていても食べてしまう」のが悩ましいところ。
【水使い分けのリアル】我が家がガロン水と水道線を引く境界線

ガロン水はPristine派!新品(75,000Rp)とリフィル(25,000Rp)の使い分け
ジャカルタの家庭に欠かせない、19L入りのガロン水。
メジャーなブランドとしては「Aqua」も存在するが、我が家は飲み心地の良さから「Pristine(プリスティン)」を愛用。
ここで知っておきたいのが、ボトルの値段の違い。
我が家のアパートはアプリ経由で水を注文することができる。
その際に選択肢としてあるのが、プリスティンの新品、リフィル、アクアの新品、リフィルの4種類。
ただし、アパートによってここは異なる。
自動的にアクアが供給されるサービスアパートもあれば、新品しか選べないアパートもある。
実際に入居前に確認しても良い点かと思う。
我が家の場合、完全に新品のボトルで購入すると75,000Rp(約750円)。
しかし、空ボトルを回収・再利用してもらうリフィル(詰め替え)で購入すれば25,000Rp(約250円)。
価格差はなんと3倍。
品質に問題はないため、日々の生活ではリフィルボトルを活用している。
ただし、リフィルのボトルは表面が汚れていることもある。
部屋に運んできてもらった時点で、著者はボトルの表面全体を一度拭いてから、部屋の中へ入れている。そのまま引きずると床が汚れて、悲しいことになるため。
新品のボトルでは、その地味に大変な作業をしなくて良い、かつ、より安全なので、新生児などがいるご家庭には新品のボトルをこっそりおすすめしたい。
【ガロン水を使う場面】口に入るもの・野菜の最終洗い・来客用食器
我が家がガロン水を徹底して使用する安全ラインは以下の通り。
- 飲料水・スープ・加熱調理に使う水
- お米を研ぐ際の水(一番最初の吸水と最後の炊き上げ)
- 野菜洗い(水道水で一次洗浄した後の「最終すすぎ」)
- お客様や友人にお出しするグラスやカトラリーの仕上げすすぎ
我が家用の食器は、水道水で洗った後そのまま乾燥させる。
しかし、友人や家族以外の方の口に入る器に関しては、水道水の水滴を残さないようガロン水でさっと流してから提供するのが密かなこだわり。食器によっては、水道水の水滴が残らないようにキッチンペーパーでふき取ることもある。
ママ友に話を聞くと、野菜を洗うのは水道水をそのまま使っている、という方もいる。
外食でもきっとそれに近い状況だと勝手に予想している。
時々口に入る分には全く問題ないとは思うが、毎日3回の食事で、口の中に入っていくことになるので、我が家ではなるべく、水道水が直接口に入らないように気をつけている。
【水道水でOKな場面】手洗い・うがい・日常の食器洗い
逆に、以下の場面では水道水をそのまま使用。
- 手洗い・顔洗い
- シャワー、お風呂
- 歯磨き後のうがい・日常のうがい
- 日常の食器洗い
- 洗濯
渡航直後は洗った後の食器の水滴を全て拭き取っていたものの、毎日の家事で拭くのは手間がかかるため、今では気にせず自然乾燥。
家族間であれば多少の慣れができた頃と勝手に思っている。
ただでさえ、気を使うことが多い海外生活であるため、著者は、自分がムリのない範囲で神経質になりすぎないバランスに落ち着いた。
あまりにも面倒なことは、続かない。
し、疲れてしまうので、バランスが大事。
自分と家族の健康を大切に、無理のない範囲で続けられる自己防衛のラインを決めることが1番大切だと思う。自分なりのラインを決めておけば、過度に怯える必要はなくなるし、守れなかった際に別のやり方でカバーすることもできる。
生野菜の洗い方と泥つき野菜の調理ルール
レタスやトマトなど、生で食べる野菜(ハイランド野菜シリーズなど)は、まず水道水で泥を落とした後、必ず仕上げにガロン水で洗う。
皮を剥くフルーツも、仕上げに必ずさっとガロン水ですすいでいる。
泥がたくさんついている根菜やローカル野菜については、加熱調理を徹底。
そのおかげか、定かではないが。
最近ではほとんど風邪をひかないし、身体の不調も少ない。
著者自身も夫も子どもも元気。
例え一瞬、調子が悪くなっても、1日休めばほぼ完全回復する。
ありがたい。
近々、日本から「貝殻パウダー」を取り寄せて農薬や汚れを落とす洗浄方法も試してみたいと画策中。
アパートの浄水器とシャワー事情の現実に迫る
日本の蛇口用浄水器は失敗しやすい?オーナー交渉が一番堅実な理由
日本から蛇口取り付け型の浄水器を持参する人も多いが、現地の蛇口はサイズや形状の規格が合わず、使えずじまいに終わるケースが多発。
私も渡航時に持参して失敗した一人。
一番確実なのは、入居前にアパートのオーナー(大家さん)に交渉し、アパート全体の浄水器を取り付けてもらうこと。
全額または一部負担を提案すれば、快く対応してくれるケースは多数。
自分で現地業者と交渉する手間を省く意味でもおすすめの手法。

我が家も全体浄水器を入居前に取り付けてもらった。
アパートのユニット全体の水を全てろ過してくれている。
これをつけてもらっていなかったら、蛇口に取り付けるタイプの浄水器が使えなかった時点で途方に暮れていたかもしれない……
年4回・1回550,000Rpの全体浄水器フィルター交換!ヘドロ状の汚れと対策
我が家のアパートには全体浄水器が設置されているが、3ヶ月に1回(年4回)のフィルター交換は必須。
費用は1回あたり約550,000Rp(約5,500円)。
最初は白〜グレーっぽかったフィルターが、交換時には毎回真っ黒でドロドロのヘドロのような汚れで覆われている。目にするたびに恐怖で震えるレベル。
この現実を見るたびに、「水道水を直接飲むことは絶対にできない」と再認識する。
蛇口の「白い水跡」の正体と髪のきしみ(シャンプーは1日1回)
全体浄水器を通していても、蛇口のシルバー部分に頑固に残る「白い水跡」。
この正体は、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの硬度成分(ミネラル)。
害はないものの、髪や肌を乾燥させやすい性質が存在するそう。
毎回、毎回、この水跡を拭くのも大変。
渡航直後は水質の変化とストレスから激しい抜け毛に悩み、今でも洗髪後は髪がきしきしする感覚がある。汗をかいて1日に2回以上シャワーを浴びる日もあるが、髪の傷みを防ぐためシャンプーは1日1回までに抑えるのが著者と子どもたちの工夫。
子ども達も頻繁に汗をかくので、お湯でしっかり汚れを落としつつ、シャンプーを使う量は調整している。多すぎるとパッサパサになる。

【我が家の習慣】ガロン水を弱火で15分沸騰させて淹れるコーヒー
朝のコーヒーやお茶を飲む際、我が家ではガロン水を
「弱火で15分ほどしっかり沸騰させ続ける」
のが日課。
精製されているガロン水であっても、じっくり沸騰させることで口当たりが驚くほどまろやかになり、何より安心して美味しく飲めるので著者は気に入っている。
コーヒーはほとんど毎日飲むので、できるだけ美味しく飲みたい。
緑茶も美味しく飲みたい!
ちなみに日本茶も同じ。
緑茶やほうじ茶を飲むことも多いが、インドネシアの水が硬水のためか、赴任当初は味がかなり違うと感じた。美味しくないし、緑茶は少し置いておくと、色がすぐに茶色くなってしまう。
これが著者にとっては死活問題だった。
この念入りにお湯を沸かす、という簡単なひと手間でかなり味が良くなるので、困っている方にもお勧めしたい。もちろんスーパーで売っている日本の軟水を購入して飲むのもアリだと思う。こちらは普通に美味しく飲める。

上の写真はジャカルタで購入できる水のペットボトルの例。
右からプリスティン(pristine)、aoi(軟水)、ピュアの森、ルミネラル(Le minerale)。
真ん中の二つは日系スーパーPapayaで購入できる。
Le Mineraleはどこでも購入できるが、プリスティンよりは価格が高め。
著者はアクア(Aqua)という銘柄よりも、上の写真の銘柄の方が口に合うような気がしている。
外食も楽しみたい!出先での自衛3点セットとお腹に優しいケア
外出時の手荷物必須「自衛3点セット」(アルコールスプレー・ウェットティッシュ・持参の水筒)
外食は、日本では出会えない素晴らしい味やローカル料理に出会える絶好のチャンス。
必要以上に避けるのはもったいないと感じる場所。
ただし、衛生面が気になる店舗に備え、外出時は以下の「自衛3点セット」をバッグに常備。
- アルコールスプレー(テーブルや気になる場所の消毒)
- ウェットティッシュ(カトラリーやお皿を拭く用)
- 自宅から持参した水筒(飲み水対策)
お皿やスプーンが湿っている場合は、ウェットティッシュでサッと拭き取ってから使うだけで安心感が大幅にアップ。
手指消毒用のアルコール、ウエットティッシュ(子どもの口を拭くこともあるので著者はアルコールフリータイプを使用)、どちらもインドネシア内で購入できる。

旅先でかなりローカルなお店に入った時、著者は氷抜きで飲み物を頼むことが多いです!
氷に使用している水に雑菌が入っていた場合、それにやられてお腹を壊してしまうから。念のため、という場合もあるし、人によっては過剰だと言われるかもしれないですが、せっくの楽しい旅行でお腹を壊したらもったいないので。
でもローカルフードも楽しみたい…
違和感を感じたらすぐ……我が家が常備している日本の市販薬(百草丸)
食後に「なんだか少しお腹が重いかも……」と違和感を覚えた際、我が家では日本の市販薬「百草丸」を数粒早めに服用。
完全に壊してしまう前に、違和感の段階で予防的に飲むことで、ひどい症状へ進行するのを未然に防ぐのが、我が家の対処。
効果があるかどうかは確実には言えないが、著者と夫は百草丸を飲むと、お腹のゆるい状態が少し良くなる。
お腹が緩い日のやさしいメニュー(蒸しキャベツ・サツマイモ・リンゴ・ポカリ)
お腹の調子が少し怪しい日は、無理に普通の食事をとらず胃腸を休めるメニューへ切り替え。
- 蒸し千切りキャベツや蒸しサツマイモ(食物繊維で整えてもらう)
- すりおろしリンゴやハチミツがけヨーグルト
- かなり調子が悪い日は「シンプルなおかゆ」
また、水分補給にはどこでも手に入る「ポカリスエット」を確保。少し甘めではあるものの、インドネシアのスーパーやコンビニで手軽に買える最高の強い味方。
おわりに 完璧を目指さず、少しずつ身体を慣らしていく知恵
ジャカルタの水やお腹問題は、生活を始めて誰もがぶつかる壁。
しかし、すべてを完璧に防ごうと神経質になりすぎると、せっかくの海外生活が息苦しくなってしまうのも事実。
「水はガロン水と水道水のラインを引く」
「外食時は持参の3点セットでサッと拭く」
「違和感があったら早めに休ませる」
これくらいの柔軟な「生活防衛ルール」を持ちながら、現地の暮らしや食文化と少しずつ折り合いをつけていくのが、ジャカルタで心地よく暮らす一番の近道。 失敗したハプニングも、半年後にはきっと笑い話に変えられるはず。
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